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2008年4月24日

558 レーシック治療眼は6ヶ月間、国民健康保険での眼科治療が受けられないという事です。

眼科医の雑談での話題です。(前報の話題の再掲)
1)2008年4月の国民健康保険の改訂で全国の眼科医療機関はコンタクトレンズ診療が30%以下の1群とそれ以上の2群の別を4月14日までに支払い基金に申告し、いずれかの認定を受けなくてはいけないとされました。私の医院は事務担当者の努力と製薬会社のMR諸氏の提供してくださった情報によって無事に済ませて有ります。
が、その申請をまだ済ませて居ない眼科医療機関が少なからずあるのではないか?という話題が出ました。 東京都眼科医会の保険説明会ではいずれかの申請をし、その申告内容を院内に掲示しないと、コンタクトレンズ診療以外の診療も含めて、眼科としての保健医療の検査部分の請求が一切出来なくなると説明されていました。
 未申請の診療機関機関は、おそらく全くコンタクトレンズの処方をしない診療施設であり、コンタクトレンズに関する請求は一切出さないから当該診療施設とは無関係であると考えたと推測いたします。
 ことに総合病院の眼科などでは、事務方がよほどしっかりして居ないと、勤務医がこんな事に注意を払っているとは思えません。
 もしまだこの対応が済んで居ない施設の関係者の方が居られましたら、お急ぎ支払い基金にお問い合わせになる事をお勧めします。

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2)もうひとつの驚いた話題は、”保険診療に含まれないレーザー角膜屈折矯正手術(レーシック)による近視治療を自由診療で受けた患者さんは、術後6ヶ月の間に眼科診療を受ける場合にはその内容にかかわらず、いずれの眼科医療機関を受診しても国民健康保険の支払い対象から外される”という見解が出されているという事です。

 この内容は東京都眼科医会の会報の1月号にも出ているということです。どうかご確認ください。保険外の施術によって生じた合併症の治療費はこれも当然、自由診療で行ってくださいね、という事が今回明らかに指示されたということのようです。
 もしこの文面をそのままに読みますと、レーシック術後の経過を眼科医に見てもらい、眼科としてありうる合併症に対応するためには、施術を受けた施設にレーシックに付随するものとして(の無料での?)診療を要請するか、あるいは全くの自費で任意の医療機関を受診するかを選ばねばならない事になります。

4レーシックでは角膜の表面をいったんめくってからレーザーを照射しますので、角膜をめくる際の傷で角膜表面の感覚神経が切断されます。角膜知覚が減弱する結果、ドライアイを生じたり、角膜痛覚神経麻痺による角膜潰瘍を発生したりする事が考えられます。
 今後、レーシック後6ヶ月以内に一般の眼科医院を受診した患者さんに対して、30%の自己負担での保険診療が施せないという事になりますと、元のレーシックを施療した機関も大変ですが、各眼科診療所の窓口でもかなりの混乱を伴う難しい事態になる事が予想されます。
 
 この治療を受ける患者さんは、必ずしもレーシック施療機関の有る大都市に在住しているとは限りませんので、一般の眼科診療施設を受診することも多い事が推測されます。

 今後の各医療機関がどのように対応されるのか?と言う点と、このケースに該当する患者さんがどちらの医療機関を受診するであろうか?という点、更に多くのレーシック施療を行っている機関が今後どう対応するのか?が注目されます。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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