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2008年3月15日

527 診療あれこれ 眼科ブログは楽し 江東区 清澤源弘

東京都眼科医会(⇒HPにリンク)の雑誌に”診療あれこれ”という開業医が診療の中で見つけた話題を書く小欄があります。白内障手術で出入りさせていただいている順天堂江東高齢者医療センター眼科の助教授平塚先生がその編集委員ということで、其処への投稿依頼をいただきました。そこでこのような小文を用意してみました。御笑覧ください。 (管理頁

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診療あれこれ

眼科ブログは楽し 江東区 清澤源弘

江東区の南砂町駅前で開業して3年、開業医として特に変わった診療をしているわけではありません。その中で人に話せるものに“清澤眼科医院通信”というブログがあります。

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名づけて“おばあちゃんにも分かる目の病気”。ちなみに“おばあちゃん”というのは私の78歳になる母のことです。“動眼神経麻痺といわれたが、何のことですか?“といった類の質問に易しく答えようというものです。維持費は月にわずか276円で、書いた記事は3年で519項目。平均すればほぼ2日に1項です。

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毎日の診療をしていますと、“知らない疾患ではないが、さてその頻度は?”とか、“満足できる予後の説明は?”と疑問が湧いて来ます。そんな問いをメモして置き、患者さんが途切れた午後や夕方にちょっと調べて書くのです。

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得意な神経眼科や眼瞼けいれん関連の項目もありますが、角膜や結膜、それにコンタクトレンズの新商品の話題などと対象は極力広げます。専門の先生から見ると“ずいぶんな説明をするなー“という項目もあるでしょう。町の開業医が丁寧に説明しようとしていると思ってください。

3資料の多くは眼科の教科書や海外の専門的ホームページです。国内にもしっかりしたページが随分ありますが、研究者の業績ページや、患者さんの闘病記はあまり参考にはなりません。

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海外にはあらゆる疾患の患者団体で作ったホームページが有り、医療者や患者の役に立つ情報が満載されています。それを取捨選択して、素人が読んでも分かるようにまとめます。出典へはなるべくトラックバックします。

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4行ごとに患者さんが写してくれる花の写真も挟んで、飽きないようにします。しかし、5枚から15枚のシリーズで季節感のある新鮮な花を毎週という注文はやや過酷なようです。

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ブログでは編集側ページからですと、どのような観客が訪ねてきたかが分かります。2月末日のある日には、メイジュ症候群、ポスナーシュロスマン症候群、マイボーム腺、眼瞼痙攣、外転神経麻痺治療が各々6件、糸状角膜炎、眼白皮症が各々5件、虹彩付きレンズ、ボトックス死亡例、眼瞼ミオキミア、鼻涙管閉塞が各々4件、ヘスチャート、流涙、コロイデレミア、白内障、眼瞼下垂、短後毛様動脈が各々3件という具合です。神経眼科の項に限らず様々な疾患に興味のある訪問者が居ることがわかります。

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ブログにはコメントとトラックバックという機能もあります。コメント欄からは個別の質問を受けることもあります。しかし、ここで医療を行おうというのではないので、妥当な質問ならブログ上のコメント欄に私の答を追加します。

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しかし最後の文は“早めに近くの専門医に相談するか、当院をお訪ねの上ご相談ください“というようにします。トラックバックはスパムが多いのですが、まじめなものなら歓迎です。

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インターネットからの患者さんにはすでに話が煮詰まってしまっていて、こちらの対応に苦慮するような方も居られます。でも、たまに他県からの質問者がわざわざ尋ねて来てくれたりすると、とてもうれしく感じます。

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開業医としての診療の特徴というほどの話ではありませんが、私のブログ“清澤眼科医院通信”をご紹介しました。アドレスはhttps://www.kiyosawa.or.jp/です。お暇なときにはどうか開いてみてください。

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

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