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2008年2月29日

517 CES-D (セスデー CES-Dうつ病(抑うつ状態)自己評価尺度)

ces-d
CES-D (セスデー、合衆国国立精神保健研究所疫学的抑うつ尺度)という心理テストがあります。

このテストは1977年にRadloff博士が作成したもので、20個の質問に自分で答えるだけでうつ患者の70%を抽出できるというものです。もし「うつ状態の可能性があります」と表示されたら「うつ病である確率」は、通常の8.8倍にまで跳ね上がっているということです。

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私はこのテストを自分も役員を務める心療眼科研究会で初めて紹介され、しばしば眼瞼けいれんで精神的にも参っているとお見受けする患者さんに試みています。版権とかは大丈夫なのだろうかと思うのですが、ネットにも
http://www.gummasanpo.jp/mental/mental08.htmlに公開されて出ています。
私の診療所では高価なテスト用紙を購入して使用しています。

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テストの仕組みは一番左の選択肢から0、1、2、3点で足し算し、4・8・12・16番の質問だけは、点数を3、2、1、0で足し算します。合計値が60点満点のうち16点以上の時に、「うつ状態~」と表示されるようになっているのです。

このテストの結果だけでうつ病かどうかが分かるわけではありませんが、実際に使ってみると、”この患者さんはどうも心理的に当たりが苦しそうだ”と思う場合や、原疾患は鬱に限られませんが、すでに精神科での何がしかの投薬を受けている患者さんでは、かなりの確率で異常が拾い上げられます。

3診療報酬点数表でこのテストは、(9)区分「D285」その他の心理検査の「1」に、CES-Dうつ病(抑うつ状態)自己評価尺度がそのほかの物と並んで操作が容易なもの(80点)に収載されています。

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(1)検査を行うに当たっては、個人検査用として標準化され、かつ、確立された検査方法により行う。
(2)臨床心理・神経心理検査は、医師が自ら、又は医師の指示により他の従事者が自施設において検査及び結果処理を行い、かつその結果に基づき医師が自ら結果を分析した場合にのみ算定する。
(3)医師は診療録に分析結果を記載する。とされています。

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個人の立場でこれを試されて何がしかの結果が出た場合には、自分で思い悩むのではなく、その対応を専門家にご相談願うのが無難と医師の私は思います。

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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