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2008年1月23日

499 2008年BEBRF会報(27-1)1-2月号の概要

495、2008年BEBRF会報27巻-1(1-2月号)が来ました。
その概要をお伝えしましょう。(2008年1月23日、水曜日)

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136-0057江東区新砂3-3-53
清澤眼科医院 電話5677-3930 ファックス5677-3929
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(不完全ですがgoogle自動翻訳です。This google Japanese-English translation service may help you a little.)

2008年BEBRFの研究補助金の支給が決まりました。
頭頚部ジストニア(メイジュ症候群)患者への視床下核への深部脳刺激 受給者はOstrem JL, Star PAの両博士で所属はカリフォルニア大学サンフランシスコ校です。研究内容もその概要が紹介されています。

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訳者注:ジストニアでは視床下核での活動の低下がありますのでそれを電気刺激しようというものです。ちなみにこの奨学金を私たち東京医科歯科大学と東京都老人研究所PET研究室の研究班は3年ほど前にいただいています。

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先行する眼症状は眼瞼痙攣に関連するのか?
著者:Jhonson EC, PhD, FACSM

 しばしば眼瞼痙攣の患者は眼の症状を訴えます。それは眼の乾きであったり、焼け付く感じであったり、またぎらぎらした感じだったり、眩しさだったりすします。眼瞼痙攣の患者の約60%は眼瞼痙攣の診断時にしばしばそのような症状を訴えます。しかしそれが偶然の合併なのか、因果関係なのかは不明です。

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 2005年にイタリアで多施設研究の結果が報告されました。それは前眼部症状と眼瞼痙攣の関連を研究したものでした。345人を調べて、165人の眼瞼痙攣と180人の片側顔面痙攣を分析し、性や年齢を合わせたコントロールと比べています。患者との直接面接で答えは聞かれています。

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 結果では眼症状と痙攣には強い関連があります。一年以内の短期の前眼部症状は66%の患者ににあり、長期の前眼部症状は34%で見られましたが、短期の前眼部症状ではより強い眼瞼痙攣との相関が見られていました。この短期の前眼部症状は40-59歳の群の方が60歳以上の患者の群より強く眼瞼痙攣と相関していました。眼の症状は眼固有の病気によるものであって、この眼の症状は眼瞼痙攣の発生とも関連しているのだろうと結論されています。

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 現在の主な治療法はボトックスであり、局所ジストニアには革命的に効きます。しかし患者の10%にはこれも効きません。100単位以上などといった量に注射の量を多くすると、長くかつ良く効くという説もありますが、それが真実であるか否かは確定していません。

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訳者清澤注:眼瞼痙攣では前眼部症状をコントロールしないと眼瞼痙攣のコントロールも困難であるということは、眼科医こそがボトックスを注射すべきであるという私の従来の主張にもつながるものです。通常よりも多量のボトックスを用いるということも私は考えていて、約5割程度大目に注射し、不足な場合には100単位の中での追加も考慮しています。

14光感受性に関する質問の回答集計の概要 
著者 Katz B, Diegre KB ユタ州ソルトレーク市 ユタ大学

2004年に質問表を配って眼瞼痙攣の患者に聞いた316人の回答をまとめました。
強い明かりが痙攣時に不快である93%、眩しい94%、強い明かりが無痙攣時に不快84%、強い光が痙攣を誘発する81%、眩しさが痙攣時に増強する69%、など計17項目の結果が紹介されています。(本訳では以下を省略します)

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読書、テレビ鑑賞、映画鑑賞、ショッピング、家事の各々に対して制限を感じている患者の比率を示しています。その比率は読書80%、テレビ鑑賞79%、映画鑑賞81%、ショッピング69%、家事69%であり、重度の制限を感じているものは読書27%、テレビ鑑賞21%、映画鑑賞27%、ショッピング18%、家事17%です。

訳者注;これも納得できる統計ですね。Digreさんは一昨年の国際神経眼科学会で東京にもみえていました。

15米国の社会保障制度における眼瞼痙攣の取り扱いの変更。法的な失明は従来、良いほうの眼の視力が0,1以下で、視野が20度以下とされてきましたが、条文2.00A8bで、通常は治療に反応するけれども或る場合には反応が乏しく実生活に困難を伴う眼瞼痙攣では、その特異性を勘案した判断をすることが許される場合があるという特例扱いを許す条文が追加された模様です。

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訳者注;これは日本での話ではありませんし、翻訳の内容も慎重に再検討が必要です。この件についての詳細は、原文および本文指定のホームページを参照なさってください。

16本日は、ここまで。このほかに医師と患者間の質疑応答も出ています。いずれ紹介出来る日もあるでしょう。今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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