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2007年9月4日

389 「老眼」だけではない、目の老化現象に要注意

月刊「SQUET」9月号
の記事のインタビューを受けました。フライングを恐れて今まで隠していましたが、三菱東京UFJ銀行の広報誌のインタビューです。文中に置く図は、元の記事とは無関係です、眼を休める図を挟んで引用します(MK)。

引用ーーーー

●アンチエイジング12カ条
(タイトル)
「老眼」だけではない、
目の老化現象に要注意

老視
●目の“老い”が招く疾患とは(老視の図、MK

 小さな文字が読みづらくなると、いよいよ「老眼」が始まったかと、老化を実感させられる。レンズの役割を果たす水晶体が加齢とともに硬くなり、ピント調節機能が低下する老眼は、まさに目の“老い”を象徴する症状だ。しかし、その裏には、もっと深刻な目の疾患が隠されている場合もある。
 加齢が発症を促進する眼病の中でも、とくに多いのが「白内障」と「緑内障」である。白内障は65歳以上の「高齢者の疾患」というイメージがあるが、中年でも要注意の病気だ。老化にともなう眼病に詳しい、清澤眼科医院の清澤源弘院長はこう警告する。
白内障(図:白内障では眼の中のレンズが濁ってきます。MK) 「白内障は、40代でも約30%の人がかかっているといわれ、60代ではじつに70%もの人に症状が認められます。また、緑内障は40歳以上でおよそ6%の人に症状が表れるというデータがあります。白内障と比較すると大変少ないように感じますが、40歳以上の100人中6人が緑内障だと考えると、これは脅威です」。
 これらの疾患はどのようにして発症し、進行するのだろうか。

●眼圧が低くても安心できない
 白内障は、水晶体を構成しているタンパク質が加齢と共に変成し、白い濁りが生じることで起こる。透明なレンズがすりガラスのように曇っていくので、目のかすみや視力の低下、まぶしさやものが二重、三重に見えたりする症状が出てくる。
 「日常生活に支障をきたすほど視力が低下した場合は、手術によって水晶体を取り除き、人工のレンズを挿入するのが一般的な治療方法です。ただし、白内障の進行には個人差があるため、まず点眼によって濁りの進行を遅らながら、様子を観察します」(清澤院長)。
緑内障視野(緑内障では周りの視野が図のように狭くなる。MK) 手術によってほぼ完治が期待できる白内障に比べて、緑内障は厄介である。眼圧が高くなることで視神経が侵され、視野欠損や視力低下が起こる疾患だが、初期から中期まではほとんど自覚症状がなく、発見が難しいのだ。
「最近は、眼圧が正常でも発症する『正常眼圧緑内障』の存在も注目されています。眼圧の測定だけでは発見できないため、専門的な視野測定を行い、視野欠損の有無を調べる必要があります。自覚症状が表れたころにはかなり深刻な状態にまで進行していて、失明の危険性もあるので、40歳を過ぎたら、年に一回は緑内障の検査を受けることをお勧めします」(清澤院長)。

●定期的に眼科の受診を
黄斑変性(図:黄斑変性では視野の中央がゆがみ、見難くなる。MK) 近年、日本人にも急増している「加齢黄斑変性」は、老化にともない、網膜の中心にある「黄斑部」に萎縮などの変性が起こる疾患である。アメリカでは65歳以上の失明原因のトップだ。症状としては、視野の真ん中が歪んだり、暗く欠けたように見える。ただし、片方の目だけに発症していると、日常生活では気づきにくい。自覚症状がなくても、定期的に網膜の検査を受けることが望ましい。

眼瞼痙攣(眼瞼痙攣は眼を開けていられない) 視力への影響はないものの、日常生活に悪影響を及ぼす眼病もある。「眼瞼痙攣」と呼ばれる疾患で、目の周りの筋肉が萎縮し、まばたきがうまくできなくなる。目が乾く、まぶしくて目を開けていられない、目がしょぼしょぼするなどの症状が特徴で、歩行や車の運転に支障をきたす。
「中高年の女性に多く見られる疾患ですが、最近では働き盛りのサラリーマンにも増えています。原因は、抗うつ剤などの長期間服用やストレス過多などが挙げられますが、はっきりした発症のメカニズムは解明されていません。現在では、筋肉の緊張を和らげる効果のある『ボトックス注射』を行うことで、症状を緩和する治療が行われています」(清澤院長)。
 自覚症状がなくても、定期的な検査を忘れてはならない。(医療ライター・渡辺紘)

【アンチエイジング・カコミ】
●目のアンチエイジングに効果のある栄養素と食品
・ビタミンA
目の細胞や粘膜の代謝を促し、健康に保つ
…… レバー、うなぎ、小松菜、春菊、にら、海苔など
・ビタミンB1
視神経の働きを促進し、視力の低下を予防
…… 豚肉、落花生、大豆、玄米、カツオ、パパイヤなど
・ビタミンB2
目の粘膜を保護し、充血解消などの効果が
…… 卵、しいたけ、サケ、ヒラメ、納豆、アーモンドなど
・ビタミンB12
神経細胞の回復を助け、遠近の調節能力維持も
……アサリ、カキ、シジミ、イワシ、イクラなど
・ アントシアニン
角膜や水晶体の健康を維持し、疲れ目を回復
……ブルーベリー、黒ごま、黒豆、赤じそ、なす(皮の部分)など
ーーーーー引用終了ーーーーー

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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