お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2007年8月12日

394a 抗リン脂質抗体症候群に伴う眼症状

抗リン脂質抗体症候群antiphospholipid antibody syndrome APASという概念があり、この中に虚血性視神経症などの眼症状を起こすものが存在します。
管理頁

CRVO in APAS
抗リン脂質抗体症候群の眼症状での重要なポイントは次のようなものです。: (handbook of ocular disease managementの記載)

1、抗リン脂質抗体症候群(APAS)は比較的新しい概念です。眼の血栓性疾患ではこれも鑑別診断に加えておきましょう。

2、一過性視力障害(amaurosis fugax),一過性脳虚血発作(TIA)、網膜出血と網膜綿花状白斑(cotton wool spots)、網膜中心動脈閉塞や網膜中心静脈閉塞、前部虚血性視神経症(anterior ischemic optic neuropathy)、眼窩動脈閉塞、毛様動脈閉塞などでは抗リン脂質抗体症候群の存在も考えると良いでしょう。

3、50歳以下の網膜中心静脈閉塞や両側性で反復性の網膜静脈分枝閉塞でも抗リン脂質抗体症候群を考えてみるのが良いのです。

4、眼科の医師が女性患者で抗リン脂質抗体症候群を疑ったら流産の既往がないかをたずねるのが診断に役立ちます。

5、原発性抗リン脂質抗体症候群(Primary APAS)は既存の自己免疫疾患とは関係ない物です。血清学的なテストと適切な内科への紹介をする事によって、眼科医が抗リン脂質抗体症候群という比較的まれな疾患をを診断することができます。

はいび9
次のセクションでは、抗リン脂質抗体症候群の話を専門の内科医師が記載した難病情報センターの記事(⇒リンク)を参考におさらいをしてみます。
この中には、どのような抗体が検出されるかが書いてあります。

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。
関連項目へ繋ぎます。
394a 抗リン脂質抗体症候群に伴う眼症状 ⇒リンク
394b 抗リン脂質抗体症候群の採血では何が見られる? ⇒リンク
394c 抗リン脂質抗体症候群にみられる諸症状⇒リンク
394d 眼科で使える抗リン脂質抗体症候群の治療法 ⇒リンク

清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

Categorised in: 未分類