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2007年6月24日

369 眼における転換性障害 conversion disorderとは

眼における転換性障害 conversion disorderとは (管理頁

(この文章の骨子は367 眼と身体表現性障害のなかの2、転換性障害 conversion disorderの部分です。今後気がつくことがあれば記載を追加してゆきます。)

■ 転換性障害は以前にヒステリーと呼ばれていたもので、随意運動または感覚機能についての症状または欠陥で身体的異常では説明ができないものです。

通常は単一の症状(それが眼であれば視力低下や視野狭窄)を示します。

転換性障害は精神的・心理的なストレスや葛藤が原因で起こりますが、その原因になったストレスの原因を特定しようとするのは困難でもあり、無益です。患者はそうしたストレスや葛藤を、無意識のうちに身体症状へ転換します。

転換性障害は青年期から成人期初期にかけて起こる傾向にありますが、初回の発症はどの年齢でも起こることがあります。
この障害は一般に男性より女性に多いとされます。

症状は多くの場合、社会的または精神的につらい出来事が引き金になって発症します。

生涯で1回しか発症しない場合もあれば、散発的にときどき起こる場合もあります。

1回ごとの症状は普通は短期間しか続かず、2週間以内に症状が消失することが多いです。ただし再発が多く、約4分の1の患者は1年以内に再発し、症状が慢性化する場合もあります。

麻痺や失声、盲は治りやすく、振戦や痙攣は治りにくいです。

体の異常がないかどうかを調べ、重大な病気を示すような症状ではないことを患者に伝えて安心させると、たいていの場合、患者は良くなったと感じるようになり、症状は消えてゆきます。

発症のきっかけとなる精神的な悩みがある場合は、心理療法が特に効果的とのことでした。ただし、どの患者にも一様に効果がある治療法は知られていません。

眼科における心因性視覚障害は小学生の女児に多く見られ、この疾患については別のページにも記載しました。ご覧ください。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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