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2007年3月6日

299-1“ビタミンCは白内障を予防 との記事を見ました2007.3.6

02271   (管理頁

◎“ビタミンCは白内障を予防 との記事
【2007年2月27日】共同通信社の配信では食事を通じビタミンCを多く取る人は、老人性白内障にかかりにくいとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(津金昌一郎氏ら)が発表しました。欧米でも同様の調査結果はありますが、アジア人で予防効果が確かめられたのは初めてとのことです。

45-64歳の男女約3万5000人を5年間追跡し、白内障にかかった人と、かからなかった人の食生活を調べ、ビタミンCを日本人の平均的な摂取量(1日に110-120ミリグラム)の2倍近くを取る人は、男性で35%、女性で41%、白内障になりにくかったと報告しています。

手術が必要なほど重症化する危険度は、男女とも30%以上低くなっていたということです。ビタミンCは、ミカン1個当たり30-35ミリグラム含まれます。たばこがびビタミンCを破壊するともコメントしています。

02262清澤の感想:水溶性のビタミンCは過剰に摂取しても尿に排出されるので、脂溶性のAやDと異なって中毒にはなりません。
白内障を悪化させないのにはどのような食事をすればよいですか?と言う質問には適切な答えを出した研究といえましょう。ただ、白内障の手術の限界はその患者さんの医療環境や意識によって変わりますので、視力がかなり悪くても手術を受けないで我慢する患者さんも居れば、視力が良くてもいやなまぶしさ(グレア)を解消するため手術に踏み切る場合もあり、研究に為の線引きとしてはよろしいですが、白内障の進行を写真判定のエメリー分類で論じたという類の話ではないようです。

(加齢とともに多く発症する白内障と緑内障⇒リンク)もご覧ください。

このほか白内障に関連した私のブログの記事には

○46 白内障と言われた患者様へ

○152 老眼、白内障、緑内障に効く眼の調節トレーニング

○177 白内障術後の視力低下(後発白内障とハイドロビュー人工レンズの混濁)

があり、No46の”白内障と言われた患者様へ”に私の白内障の治療方針は最も詳しく記載してあります。

当医院を訪ねてくださった患者さんの白内障がそれなりに進行して、白内障手術を必要とする状態になった時に、私は紹介状をしたためて順天堂江東高齢者医療センターに電話で初診の予約をいれて差し上げます。後日予約日にセンターの先生の診察を受けて、術前検査と手術日程とを決めていただきます。

通常、私の初診では手術は薦めずに、数ヶ月の通院後に患者さんの職業、家族の構成、患者さんの気質、持ち合わせている糖尿や心臓病などの病気、内科の主治医の考えなどが知れてから手術の可能性は切り出すようにしています。

比較的好い結果がコンスタントに出せる時代になったとは言え、手術には常に様々な合併症がついて回ります。”簡単な手術なのだそうですね?”と患者さんが変に楽観的な場合は術中も術後も大変危険です。危険性も十分に話しますし、決して医師が手術を押し付けないことも大切です。

私の手術は、火曜日と木曜日の午後1時からの時間帯で決めていただいておき、(順天堂大学医学部非常勤講師として)私が手術室に入って、同病院の先生と一緒に手術をしていただくようにしています。

通常、紹介状を医療センターへ差し上げてから入院までは2月くらいの間を置きます。外来手術も場合によっては許可されますが、お勧めはしていません。入院は通常1~2日で、退院の日から後は、私の診療所でのみの外来診察を行います。

強角膜縫合の抜糸はおよそ1週間後に、また眼鏡合わせはおよそ1か月で行ないます。

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

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