4、”屈折ーオートレフには任せられない”伊沢保穂先生はこの講演会の最後の話をなさいました。
眼科にとって見えるか見えないかは内科にとっての生きているか死んでいるかに相当するものです。
伊沢先生は、視力検査をする前に相手をしっかり観察しようとおっしゃっています。赤ちゃんなら無理して視力や屈折は測らなくても良い。3歳児では調節麻痺剤を用いる。
患者様本人が嫌がっても医師が視力を求めている場合の対応。
患者さんが見えないと訴え、詐病が疑われる場合の対応。
本当に見えにくいと判断される場合の対応。小児の心因性視力障害の場合には?などのお話が実際の検査をなさる方にはよく理解できたことでしょう。
配られたスライドのハンドアウトも解りやすく聴きやすい講演でした。
講師の先生方、座長や役員の先生方、それに眼科医会の担当者も皆さんご苦労様でした。
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