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2007年1月23日

264 眼瞼けいれんに悩む人は意外と多い

ドクターのよもやま話 眼瞼けいれんに悩む人は意外と多い
(2007年3月号とれぼーの、ドクターの四方山話から引用。)(管理頁
ーー引用開始ーー
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認知度の低い眼瞼けいれんに悩む人は意外と多い,正確な診断と有効かつ継続的な治療で八割が改善
 
 今回は、みなさんがあまり聞きなれていないであろう「眼瞼けいれん」についてお話ししましょう。この病気について一般の認知度はまだまだ高くは有りません。眼科医にも、正確な判定がしにくいことがあり、眼精疲労やドライアイなどの、診断ですまされるケースもあります。周囲に理解されないまま、本人だけがつらい症状に苦しんでいることも多いようです。

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40歳台後半以降の女性に多い.眼瞼けいれんで刻まれた眉間じわは美容上も大問題

 症状としては、まぶしい、目がすぐ乾く、またたきの回数が増えた、目の周りがピクピクする、しょぼしょぼするといったものから、まぶたが少し垂れ下がってきた、伏目がちにしているほうが楽、まぶたを上げようとしても思い通りにあがらない。さらには、目が開けにくいので物や人にぶつかる、階段の昇降がこわい、自転車や車の運転に危険を感じるなどとなると、通常の社会生活を送ることが困難になります。
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もちろん、いま申し上げた症状があれば、即、眼瞼けいれんというわけではありません。まぶたが重くて目を開けていられないため、しかめっ面になってしまうという状態が、ひとつの判断基準といえます。継続的に、しかめっ面のままでいると、目と目の間に深い横じわや、眉間に深い縦じわが刻まれてしまうため、ひと目見ただけでも、眼瞼けいれんとわかる方もおられます。

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発症の年齢は、40歳代後半以降。とくに女性の割合が多く、20歳代でも発症することがあります。女性の場合、眉間じわが美容上からも大きな悩みのタネとなっているようです。

01153収縮した筋肉を緩めるため目の周囲の筋肉にボツリヌストキシンを注射
 眼瞼けいれんは、目の周りの眼輪筋が何らかの原因で過度に収縮し、自分の意志とは関係なくまぶたを閉じたままになってしまう病気です。

012610原因としては、パーキンソン病、脳梗塞などの病気が原因で起こる症候性眼瞼けいれん、抗うつ薬などの薬剤を長期間、服用することで起こる薬剤性眼瞼けいれん、そして一番多い、本態性眼瞼けいれんに分けられます。

本態性眼瞼けいれんは、原因となる病気も薬剤もないのに、まぶたを動かす神経に異常が生じたもの。ストレスとの関係も指摘されています。

 診断においては、患者さんの症状や日常生活を聞きだすことからはじめ、まぶたの動きを見るいくつかのテストを行って、ドライアイ症候群や重症筋無力症など類似の疾患との鑑別を行います。

012611 治療は、まず点眼や風除け眼鏡など刺激を減らす療法から始め、それで効果が現れないときは、ボトックス注射療法に入ります。ボツリヌストキシンを注射して、目を閉じる筋肉の緊張を和らげる方法です。が、一度の注射で症状が見られなくなる場合もありますが、およそ4カ月ごとに注射を繰り返すことになります。

 少し症状が進んでいる場合は、これに手術を組み合わせますが、適切に治療すば、以前の生活に戻ることも可能です。

眼瞼けいれん友の会などもあり、患者さん同士が励ましあって、いい効果をあげています。
ーー引用終了ーー

(眼瞼痙攣の患者さんの役に立つ情報と思いますので、私がインタビューを受けた2007年3月号とれぼーの、ドクターの四方山話の原稿から拝借しました。)
今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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