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2007年1月17日

258片頭痛(偏頭痛)migraine、閃輝暗点、

片頭痛、閃輝暗点

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ミグレイン本日きらきらした光が2月に1度位見えるという患者さんが私の医院を訪れました。以前にも”179 解決 不定愁訴、不明愁訴 眼の痛み ”で紹介したことのある閃輝暗点ですが(⇒リンク)、この機会にもう一度項を改めて閃輝暗点を説明しましょう。

片頭痛(偏頭痛)migraineは発作性の頭痛を特徴とする疾患です。
• その頻度は15歳以上の人口の8,4%(840万人)を占めます。
男性の3,6%、女性の12,9%と女性に多く、年齢別では30歳台が多いです。

ミグレイン運転中•片頭痛の特徴
●「ズキンズキン」と脈打つような激しい痛みがあります。頭痛は両側でも良いです。
●頭痛の起こる回数は、月に1回から、週に2回と患者さん毎の幅があります。
●発生した痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気やおう吐を伴うことが多いです。
●仕事や勉強などもできず、寝込んでしまうこともあります。

•閃輝暗点などの視覚性前兆を伴い受診する場合も多いです。
•閃輝暗点は頭痛の原因である血管の拡張の前に血管攣縮が起こり、後頭葉の視覚領域に一過性の虚血が生じると出現する症状です。
・閃輝暗点はジグザグ模様の光が、多くは視野の中心部分から次第に広がります。(閃輝暗点を示す先頭の時計図を参照)20-30分でこの閃輝暗点の症状は消失します。

•閃輝暗点は必ずしも頭痛を伴わないので、患者に対して片頭痛という語を使う際は、誤解されないような注意を要します。私(清澤)はミグレインと説明しています。

kao片頭痛の治療
•予防薬:ジヒデルエルゴタミン(ジヒデルゴット)または、カルシウム拮抗薬(ミグシス)などが用いられます。
•アウラ(予兆があったときには):エルゴタミン(この使用は、偏頭痛発作の早期であることが必要です)
•軽度発作には:NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、エルゴタミン、経口トリプタン剤などが有効です。
•重症発作には:経口トリプタン剤(イミグラン:最近話題の新薬ですが、高価ですから処方のときは、総額にもちょっと注意します。)、スマトリプタン剤の皮下注や点鼻薬などもあります。

様々な薬が有効ですがその中の何を選ぶかが医師のさじ加減の見せ所。また、頭痛を伴う多疾患を見分けるのも大切です。”慢性頭痛の診療ガイドライン”も学会から出版されています。⇒リンクこの本はお勧めできます。
また、その一般向け解説書も出て居ます。

。⇒リンク

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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