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2007年1月13日

253 清澤眼科医院通信69B号  (2007年1月13日)

清澤眼科医院通信69B号  (2007年1月13日)
136-0057江東区新砂3-3-53
清澤眼科医院 電話5677-3930(管理頁

2007年新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今後も極力新しい眼瞼けいれん関連の情報を集めてこの特集を充実させてゆきますのでよろしくお願いいたします。

◎米国の良性原発性眼瞼痙攣研究財団の機関紙26巻1号(2007年1-2月号)が届きました。

○今年の同財団の研究費は
(1)イタリアのBari大学のDefazio博士らのMRI拡散強調画像とSPECTによるドーパミントランスポーターの画像化の研究、
(2)眼瞼痙攣の遺伝子の研究、
(3)眼瞼痙攣患者の瞬目反射の可塑性の研究、
の3テーマにあたえられる事が決まりました。(このグラントは数年前私たち東京都老人研PETグループが授与されたものです。)

○2006年9月28-29日国際医師ワークショップがヒューストンで開かれました。ここで論じられたテーマには下記の通りです。(括弧内#1-#5は私たちの医科歯科大-老人研グループの研究状況との関連についてのコメントです)
1、開瞼失行(#1:眼瞼痙攣との合併が多く、私たちも注目しています。⇒リンク)
2、神経解剖、
3、神経生理、
4、動物モデル(#2;ラットのビククリンモデルでチンケルト先生が実験中)
5、FL-41レンズ(#3:サングラス、羞明に関する部位を江本先生らが検討中)、
6、ドライアイ(#4:保湿点眼、室内加湿、風防眼鏡、涙点プラグなどなど実際に治療中)
7、遺伝子、
8、治療(#5:保湿、ボトックス、手術など実行中)
が論じられています。

○多くの Q and Aが出ています(眼瞼痙攣に関する質問とお答え(BEBRF26巻1号)翻訳中⇒リンク

眼瞼痙攣特集f0745263.jpg 眼瞼痙攣の治療について写真はビフォーアフターボトックス(カナダの美容形成HPから)です。
注:この”眉間じわ(みけんじわ)”は現在も国民健康保健診療の給付対象ではありませんが、保険給付対象である”眼瞼痙攣”でこの表情をしているのに、本人がそれと気づかずに”しょぼついた眼”に悩んでいる患者さんも少なくありません。

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◎ボトックス診療の御紹介

○ボトックスは”眼瞼けいれん”の治療の大変優れた方法です。その症状の概要はしかめ面(しかめつら)です。(上の図参照)顔瞼痙攣には保険診療でのボトックス投与が可能です。一度ご相談ください。(2005.10.30、記事番号25)(ボトックスの解説ページに⇒リンク

赤バラ
◎当医院からの眼瞼痙攣治療に関連するお知らせ。当医院の直近のボトックス投与予定日は、1月13(土)、16(火)、20(土)、23(火)、27(土)、30(火)です。電話で直接ご相談ください。

◎友の会関連記事
○”眼瞼・片側眼面けいれん友の会”会報第3号ができ会員に送られました。清澤眼科(および井上眼科)の窓口でも配布中です。
眼瞼・顔面けいれん友の会入会者募集:申込書も当医院窓口に届いています。(井上眼科病院内の事務局への送金費用は当医院で持ちますので)患者さんは当医院窓口で奮ってご登録ください。年2000円(?)で会員には友の会会報などの情報が随時届けられます。患者交流会への参加には(当日入会でも良いかと思いますが、)入会が必要です。

○「眼瞼・顔面けいれん友の会」からの連絡。
・会員手続きをなさった患者のための「会員交流会」は2007年1月28日(日)新日本橋のコーワホールです。
・第4回友の会の例会の日程は2007年の6月9日(土)です。

友の会東海林会長から東京新聞に記事が出たとの連絡を戴きました。⇒リンク
○両眼性の眼瞼痙攣で開瞼失行成分が強く、片方の瞼に指を添えて眼を辛うじて開いて居るような場合にはボトックスに加えてクラッチ眼鏡を作ることが特に有効です。眼瞼けいれん用のクラッチ眼鏡(2006.10.13、記事番号151)⇒リンク
○眼からうろこの眼瞼痙攣(眼瞼けいれん); 眼瞼痙攣とは何かを説明した記事です(2005.8.30 記事番号9)眼瞼けいれんとは⇒リンク

◎外部の有用なリンク (今後追加して行きますが)

眼瞼痙攣の一般向け解説書”眼がしょぼしょぼしたら、眼瞼けいれん、正しい理解と最新の治療法”(清澤・若倉共著)のご案内⇒リンクアマゾンなどで取り寄せられますが、電話くだされば当院からの発送もします。

「眼瞼けいれん・片側顔面けいれん」の情報サイト、一般向け(グラクソ・スミスクライン社)⇒リンク http://btx-a.jp/kao

○「ボトックス注100」の情報サイト、Botox.jp医家向け(グラクソ・スミスクライン社)⇒リンク http://botox.jp/

◎終わりに

受診案内
◎新患再来とも予約をお勧めします。電話予約が簡単ですが、ここからは夜間も使える新患診療予約フォームに⇒リンクします。

ボトックス投与を御希望で住所が遠方の患者さんは何度も足を運ぶことが難しいでしょうから、電話で受付に(当日注射希望など)その旨お伝えください。

地下鉄東西線
初診の患者さんに当医院への道筋を説明します、(⇒リンク)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します


続きを読む::ここから

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◎質問と答え集ほか:過去の清澤眼科医院通信の記事から::これは文末の続きを読むに移転します。

○第3回の患者友の会(2006.7.1)で問いかけられた比較的普遍的な質問への答えをまとめました。(2006.7.11 記事番号121) ○眼瞼けいれんQ and A⇒リンク

眼瞼けいれんに関する質問とお答え;BEBRF25巻5号(米国原発性眼瞼痙攣研究財団報2006年8-9月号)掲載の問答を翻訳しました。(記事番号167)⇒リンク

高輪プリンス貴賓館
ボトックス市販後調査結果の概要、第8版の清澤訳の要旨です。(⇒リンク)

○正常な瞬きがどのように制御されているかをお勉強する記事で、鈴木幸久先生の労作です。(2006.8.30、記事番号148)まばたきの脳内機構⇒リンク

◎新しい研究

○眼瞼痙攣を私たちは脳の神経受容体の変化する病気として東京都老人総合研究所のPET装置を使って研究しています。眼瞼痙攣の患者さんの脳ブドウ糖代謝を調べ、痙攣が残った患者さんとしっかり止まった患者さんを比べたら、動きの残った患者さんのほうが小脳や脳幹に糖代謝の亢進が見られたという内容の発表を鈴木幸久先生(医科歯科大、都老研)が第16回国際神経眼科学会(2006,12,1)の画像診断シンポジウムで講演しました

○第2回眼瞼・顔面痙攣友の会ではこの研究を紹介しました(2005.10.22)眼瞼痙攣における神経伝達物質の異常;ドーパミンD2レセプターの減少第16回国際神経眼科学会ポスターセッション2006.12.1でもこの内容を発展させた発表をしました。

○原発性眼瞼痙攣では”まぶしさ”を訴える患者さんで視床の活性化と上丘を含む脳幹背側の抑制が見られました。第16回国際神経学会での(私たちのグループの)江本らの発表内容です(2006.10.13)原発性眼瞼痙攣における羞明時の脳代謝⇒リンク
:アメリカから眼瞼痙攣とまぶしさを扱った論文が出ていて著者が私たちの研究に興味を持って別刷りを送ってくれました。(⇒リンク

○機能的近赤外線分光法(fNIRS)を用いた眼瞼痙攣時眼不快の直接検出を日本医科大学の小野眞史先生が第60回日本臨床眼科学会で発表しました。(2006.10.12 記事番号179)清澤コメント付き⇒リンク

◎参考になる関連図書
○今後順次掲載します
1、ジストニアとボツリヌス治療 、改訂第2版、診断と治療社 (2005-12-10出版)・目崎 高広・梶 龍兒【著】・木村 淳【監修】販売価:\12,600(税込)医師向け⇒リンク

2、不随意運動の診断と治療―動画で学べる神経疾患 (単行本) 梶 龍兒 (編集) 価格: ¥ 15,750 (税込)医師向け ⇒リンク学会のセミナーを聞き私も購入しました。☆☆☆☆☆

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