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2007年1月6日

248 目のまぶしさ

目のまぶしさ: 患者の気持ちの中の清澤眼科医院へのQand Aに寄せられた質問へのご解答です。(管理頁

質問:
もともとマイナス5D程度の近視で、5年前に両目PRK手術うけ、現在ほぼ正視です。

シャンデリア
目がたいへんまぶしく感じてこまっています。(それ以外の健康上の問題はまったくありません)屋内の通常の照明下でも非常にまぶしく感じます。これは10年以上前(手術前)からの症状ですが、最近より程度が著しくなってきたように思います。

サングラス
近視手術との関連はないと思っております。(実際手術には問題ないとどこの眼科でも言われる)約10年前から時々眼科を受診しています。大学病院眼科なども受診したこともありますがいつも異常なしで治療もなしです。自身の対応はサングラスを常用ですが他人からの印象上もいい方法とは思っておりません。

なにか改善するいい方法があればと切にねがっております。(あるhomepageでは三叉神経の刺激が強いと症状おこることありテグレトールが有効なことあると書いてありましたがどうなのでしょうか?)御返答いただければ幸いに存じます。

回答:
PRK
PRK(photo refractive keratectomy)はレーシックを代表とする角膜に対する手術で、角膜の表面を削ることで眼(角膜)の屈折状態を変えて近視や乱視を少なくする方法です。日本では、厚生省も許可していますが、保険診療には取り込まれておらず私費診療として限られた診療施設で行なわれています。

角膜混濁
このような角膜の手術の後、角膜に混濁が起きますと、そのために散乱する光によってまぶしさを訴えることがあります。しかし相談されたこの患者さんの角膜は透明であるということのようです。

角膜のわずかな痛みなどもまぶしさと表現されることがあります。殊にドライアイなどがありますと、角膜への刺激をまぶしさとして訴える場合が多々あります。ですからもう一度眼の全体を見て、さかまつげや慢性の結膜炎なども含めて、眼への刺激の原因が無いかの検討をするのがよいでしょう。

私のブログでも過去に、“解決!不定愁訴、不明愁訴3”そのお題は“眩しい”(https://www.kiyosawa.or.jp/archives/50215173.html)などでも取り上げていますが、原因は実に様々で正直、答にたどり着くのは難しいことがあります。

このページでは、
眼瞼痙攣
1、眼瞼痙攣
2、外傷性縮瞳障害
3、白内障術後の羞明
4、うっ血乳頭に伴う黄斑剥離
5、視覚領皮質の梗塞
などなど、様々なまぶしさを紹介しましたが、まぶしさの原因をすべて挙げつくしたわけではありませんん。。

カルバマゼピン
なお、テグレトール(カルママゼピン)は、もともとは癲癇の発作を抑える薬剤です。患者さんの痛みが三叉神経痛などのような感覚神経の過敏によっておきている場合には、神経系全般を抑制するこのような薬剤に行き着く場合もあるでしょう。
カルバマゼピン図
三叉神経痛:カルバマゼピンとして通常、成人は最初1日量200~400mgからはじめ、通常1日600mgまでを分割経口服用するが、症状により1日800mgまで増量することができる。小児に対しては、年齢、症状に応じて適宜減量する。
眠気などの副作用が多少あるかもしれません。(副作用で多いのは、眠気、めまい、けん怠感、頭痛、吐き気、口の渇きなど。症状の強いときは早めに受診し医師に申し出てください。)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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