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2007年1月4日

246 清澤眼科医院通信67B号  (2007年1月4日)

清澤眼科医院通信66B号  (2006年12月30日)
136-0057江東区新砂3-3-53
清澤眼科医院 電話5677-3930(管理頁

門松2007年新年おめでとうございます。このボトックス特集もずいぶん長くなりました、一度短く整理しましょう。今後も極力新しい眼瞼けいれん関連の情報を集めてこの特集を充実させてゆきますのでよろしくお願いいたします。

眼瞼痙攣特集f0745263.jpg 眼瞼痙攣の治療について写真はビフォーアフターボトックス(カナダの美容形成HPから)です。
注:この”眉間じわ(みけんじわ)”は現在も国民健康保健診療の給付対象ではありませんが、保険給付対象である”眼瞼痙攣”でこの表情をしているのに、本人がそれと気づかずに”しょぼついた眼”に悩んでいる患者さんも少なくありません。

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◎ボトックス診療の御紹介

○ボトックスは”眼瞼けいれん”の治療の大変優れた方法です。その症状の概要はしかめ面(しかめつら)です。(上の図参照)顔瞼痙攣には保険診療でのボトックス投与が可能です。一度ご相談ください。(2005.10.30、記事番号25)(ボトックスの解説ページに⇒リンク

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◎当医院からの眼瞼痙攣治療に関連するお知らせ。当医院の直近のボトックス投与予定日は、1月6(土)、9(火)、13(土)、16(火)、20(土)、23(火)、27(土)、30(火)、です。電話で直接ご相談ください。

◎友の会関連記事
○第3号会報ができました。窓口で配布中です。
眼瞼・顔面けいれん友の会入会者募集:申込書も当医院窓口に届いています。(井上眼科病院内の事務局への送金費用は当医院で持ちますので)患者さんは当医院窓口で奮ってご登録ください。会員には友の会会報などの情報が随時届けられます。患者交流会への参加には(当日入会でも良いかと思いますが、)入会が必要です。

○「眼瞼・顔面けいれん友の会」からの連絡。
・会員手続きをなさった患者のための「会員交流会」は2007年1月28日(日)新日本橋のコーワホールです。
・第4回友の会の例会の日程は2007年の6月9日(土)です。

友の会東海林会長から東京新聞に記事が出たとの連絡がありました。⇒リンク

中日(東京)新聞のHPから消えたときのためにコピペ
引用開始 
”眼瞼けいれん 
難しい診断、治療法
 「まぶしい」「目がショボショボする」といった症状が続き、重症になるとまぶたが閉じて目を開けていられなくなる眼瞼(がんけん)けいれん。根本的な治療法がない上に的確な診断がされにくいなどの難点がある。患者らが全国初の会をつくり、「一人で悩まないで」と活動を続けている。 (鈴木久美子)

 東京都内の片岡晶子さん(33)が、室内にいてもまぶしくて仕方がなくなったのは五年前だった。まぶたが自然に落ちて目を開けていられなくなり、テープをはってまぶたを持ち上げたりしていたが治らない。眼科や神経内科を受診すると、「自律神経失調症」の診断でビタミン剤を処方されたり、「チックだから安静に」などと言われたが、一向に治らない。

 その間にも目を閉じる時間が長くなり視界が狭くなるなど症状は悪化。おでこや足元が周囲にぶつかったり、横断歩道の真ん中で身の危険を感じたことも。会社も休職した。

 眼瞼けいれんは、目を開けようとしても開けていられなくなるため、見えにくくなり日常生活に支障が出る。脳の中枢神経回路の故障が原因とされているが、解明されていない。治療を受けている患者は推定三、四万人。四十歳代後半以降の女性に多い。

 最初は「まぶしい」「目をつぶる方が楽」「目が乾く」「外に出ると目が開けにくくなる」といった症状から始まる。このため「ドライアイ」「気のせい」「眼精疲労」「更年期障害」などと誤診されることも多い。

 眼瞼けいれんに詳しい井上眼科病院(東京都千代田区)の若倉雅登院長は「人込みで人や物にぶつかりそうになったり、電柱や停車中の車にぶつかったことがある、自動車の運転に危険を感じたことがあるなど、特有の症状がある。日常生活について丁寧に聞けば見極められる」と言う。睡眠導入剤を常用したり、トルエンなどの化学物質にさらされる仕事をしている人に現れる場合もあるとする。

 だが、実際は医療関係者のこの病気に関する理解は十分ではないようだ。「正確に診断されるまでに五、六カ所、病院を渡り歩いている方も多い」と昨年夏、初めてできた患者団体「眼瞼・顔面けいれん友の会」の益田公子副代表(69)は話す。

 病名が分からない患者の孤独感や不安は大きく、「正確な診断を受けて、初めてほかにも患者がいると分かりほっとする」(益田さん)。同会は、同病院で治療を受けていた患者が、支え合おうと設立した。情報交換や病気の勉強、会報発行などの活動を行い、会員は全国約百十人まで増えた。

 治療法の一つ、ボトックス注射の薬剤価格を下げるよう輸入販売会社と交渉も重ねている。この治療法は目の周りに行う筋肉注射で、筋肉の緊張を和らげ、約八割の患者に症状の改善がみられている。だが、効力が三、四カ月しか続かない。保険適用されていても一回につき三万円かかる。

 「完治はしない病気だが、会の活動を通して医療者や一般にも、病気への理解を広げたい」と益田さん。会の連絡先は電03・3295・0911
”引用終了

○両眼性の眼瞼痙攣で開瞼失行成分が強く、片方の瞼に指を添えて眼を辛うじて開いて居るような場合にはボトックスに加えてクラッチ眼鏡を作ることが特に有効です。眼瞼けいれん用のクラッチ眼鏡(2006.10.13、記事番号151)⇒リンク
○眼からうろこの眼瞼痙攣(眼瞼けいれん); 眼瞼痙攣とは何かを説明した記事です(2005.8.30 記事番号9)眼瞼けいれんとは⇒リンク

◎外部の有用なリンク (今後追加して行きますが)

眼瞼痙攣の一般向け解説書”眼がしょぼしょぼしたら、眼瞼けいれん、正しい理解と最新の治療法”(清澤・若倉共著)のご案内⇒リンクアマゾンなどで取り寄せられますが、電話くだされば当院からの発送もします。

「眼瞼けいれん・片側顔面けいれん」の情報サイト、一般向け(グラクソ・スミスクライン社)⇒リンク http://btx-a.jp/kao

○「ボトックス注100」の情報サイト、Botox.jp医家向け(グラクソ・スミスクライン社)⇒リンク http://botox.jp/

◎終わりに

受診案内
◎新患再来とも予約をお勧めします。電話予約が簡単ですが、ここからは夜間も使える新患診療予約フォームに⇒リンクします。

ボトックス投与を御希望で住所が遠方の患者さんは何度も足を運ぶことが難しいでしょうから、電話で受付に(当日注射希望など)その旨お伝えください。

地下鉄東西線
初診の患者さんに当医院への道筋を説明します、(⇒リンク)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

続きを読む::ここから

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◎質問と答え集ほか:過去の清澤眼科医院通信の記事から::これは文末の続きを読むに移転します。

○第3回の患者友の会(2006.7.1)で問いかけられた比較的普遍的な質問への答えをまとめました。(2006.7.11 記事番号121) ○眼瞼けいれんQ and A⇒リンク

眼瞼けいれんに関する質問とお答え;BEBRF25巻5号(米国原発性眼瞼痙攣研究財団報2006年8-9月号)掲載の問答を翻訳しました。(記事番号167)⇒リンク

高輪プリンス貴賓館
ボトックス市販後調査結果の概要、第8版の清澤訳の要旨です。(⇒リンク)

○正常な瞬きがどのように制御されているかをお勉強する記事で、鈴木幸久先生の労作です。(2006.8.30、記事番号148)まばたきの脳内機構⇒リンク

◎新しい研究

○眼瞼痙攣を私たちは脳の神経受容体の変化する病気として東京都老人総合研究所のPET装置を使って研究しています。眼瞼痙攣の患者さんの脳ブドウ糖代謝を調べ、痙攣が残った患者さんとしっかり止まった患者さんを比べたら、動きの残った患者さんのほうが小脳や脳幹に糖代謝の亢進が見られたという内容の発表を鈴木幸久先生(医科歯科大、都老研)が第16回国際神経眼科学会(2006,12,1)の画像診断シンポジウムで講演しました

○第2回眼瞼・顔面痙攣友の会ではこの研究を紹介しました(2005.10.22)眼瞼痙攣における神経伝達物質の異常;ドーパミンD2レセプターの減少第16回国際神経眼科学会ポスターセッション2006.12.1でもこの内容を発展させた発表をしました。

○原発性眼瞼痙攣では”まぶしさ”を訴える患者さんで視床の活性化と上丘を含む脳幹背側の抑制が見られました。第16回国際神経学会での(私たちのグループの)江本らの発表内容です(2006.10.13)原発性眼瞼痙攣における羞明時の脳代謝⇒リンク
:アメリカから眼瞼痙攣とまぶしさを扱った論文が出ていて著者が私たちの研究に興味を持って別刷りを送ってくれました。(⇒リンク

○機能的近赤外線分光法(fNIRS)を用いた眼瞼痙攣時眼不快の直接検出を日本医科大学の小野眞史先生が第60回日本臨床眼科学会で発表しました。(2006.10.12 記事番号179)清澤コメント付き⇒リンク

◎参考になる関連図書
○今後順次掲載します
1、ジストニアとボツリヌス治療 、改訂第2版、診断と治療社 (2005-12-10出版)・目崎 高広・梶 龍兒【著】・木村 淳【監修】販売価:\12,600(税込)医師向け⇒リンク

2、不随意運動の診断と治療―動画で学べる神経疾患 (単行本) 梶 龍兒 (編集) 価格: ¥ 15,750 (税込)医師向け ⇒リンク学会のセミナーを聞き私も購入しました。☆☆☆☆☆

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