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2006年12月7日

225 杉とヒノキの花粉症 2007年

225 杉とヒノキの花粉症 2007年
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今頃から来年(2007年)の花粉症というと早すぎと思われるでしょうが、花粉症は花粉に暴露する1か月前に予防の薬を使うのが良いとされています。

今現在、花粉症のキーワードでインターネットを探しても来年の花粉の予測はほとんど何も出てきませんが、次の毎日新聞社の記事が唯一ヒットしました。

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—-日本気象協会の予測では2007年のヒノキ花粉が近畿地方は少なめとの予測が日本気象協会関西支社から発表されました。来春の近畿地方のスギ科とヒノキ科の花粉飛散予測は前年7月の気候に影響されるますが、その飛散量は今年の梅雨明けが遅かったこともあって、杉やヒノキの花の発育が悪く、スギが例年並みかやや少なめとのことです。またヒノキは例年の30-70%にとどまり、非常に少なくなる見通しということです。

関西地方では飛散時期はほぼ例年並みで、スギが2月中-下旬に飛び始め、ピークが3月上-中旬、4月中旬までには終息に向かいそうとのこと。またヒノキは3月中-下旬から始まり、ピークが4月上-中旬とされています。

また、参天製薬の来意年の花粉カレンダーが昨日当医院にも届けられてきました。

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私の想像と参天製薬のデータをあわせて考えると、関東で関西より少し花粉の飛散が遅れますので、2月中旬に花粉症の発生が始まり5月の連休までにはすべてが終わるというところでしょうか?

今年、私の纏めた記事を参考に花粉症に対して打つことの出来る対策などを挙げてみます。

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花粉症の位置づけ
季節性アレルギーのうちアレルギーが植物の花粉で起きるものを特に花粉症と呼びます。この花粉症のうち95%が強い眼症状を示します。

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花粉症の症状
花粉症のアレルギー性結膜炎としての症状としては、まず目のまわりがかゆくなり、まぶたがはれぼったくなり、結膜がはれてきます。重症になると結膜にも浮腫が生じます。

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花粉症の血液検査
IgE抗体を多く作りだす体質の人がアトピー体質、あるいはアレルギー体質と呼ばれます。

この体内での量は採血で調べるリストテスト(RIST)で測定できます。また、杉花粉など特異的IgEの量はRASTテストで調べます。この結果は棒グラフで示され、その人のアレルギーの原因が何かを明らかにしてくれます。

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花粉症の治療
初期療法: 具体的対策としては、初期療法といってスギ花粉が本格的に飛散しはじめる1月前からケミカルメディエーター遊離抑制薬である抗アレルギー点眼薬使用を開始する治療法が注目されています。

この薬剤にはリザベン、インタール、アイビナールなどの点眼薬が含まれています。

花粉症を激しく起こす量での飛散は、東京では例年2月10日頃です。ですから治療開始をその1月前とすれば新年早々に治療を開始すべきだということになります。

実際の眼のかゆみが強いときには、リボスチンやアイビナールなど抗ヒスタミン作用を有する抗アレルギー内服薬のヒスタミンH1受容体拮抗薬を併用するのも良いでしょう。

更に症状が強い時期にはフルメトロンなどの副腎皮質ステロイドの追加投与も可能です。

また、鼻咽頭の炎症症状が強い際には、アレロックやアレグラなどの抗アレルギー薬の経口剤の併用も有効であるとされています。

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花粉症を回避するセルフケア
花粉症の症状を軽く済ませるためには薬剤の使用のほかに次のような工夫が有効です。
○ 飛散の多い時間での外出を避ける。
○ 洗濯物を外に干さない。
○ 眼鏡、ゴーグル眼鏡、モイスチャーエイド等の利用。
○ 花粉防止マスク、帽子、マフラーを着用し花粉の付着を避ける。
○ コンタクトレンズを避け、この期間は眼鏡使用にする。
○ 花粉を家の中に入れないように、室内に入るときには花粉を払う。
○ 防腐剤無添加の点眼で流す。
○ ファーストフードや加工食品の摂りすぎに注意し、バランスのとれた食生活に改善する
○ たばこやお酒、刺激性の強い香辛料などの摂取は控え目にする。

杉花粉症は夏の気象条件が翌年の飛散量を左右するといわれています。すなわち暑い夏の翌年は花粉が多いということで、2007年も花粉症は少なくは無いと予想されます。

花粉症をお持ちの患者さんは早めに今年の花粉に対する準備をお初めください。

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◎2週間や1月のコンタクトレンズをご使用の方はこの期間一日交換のレンズにするのも良いかも知れません。

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。
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