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2006年5月26日

眼と視覚の不定愁訴、不明愁訴の書評(望月 學 先生)

東京医科歯科大学大学院眼科学 望月 學 先生から、

眼と視覚の不定愁訴、不明愁訴 の書評
をいただきました。

ここにご披露させていただきます。(清澤源弘)

このたび金原出版から出された『解決!目と視覚の不定愁訴・不明愁訴』(若倉雅登、清澤源弘、山田昌和、石郷岡純 編集)は大変にユニークでおもしろい。本の題名と違い大変に真面目な内容の一冊である。

元々、不定愁訴を正面から取り組んでいる本はほとんどない希少分野であり、そのような分野に注目してこのような本を世に出した編者の先生方に敬意と感謝を表したい。

編者らは急に思い立って書いたのではなく、数年間に渡ってこのテーマを日本臨床眼科学会のインストラクッションコースで取り上げ多くの受講者を集め好評を博した実績から、このようなテーマの本が眼科医に求められているという確かな手応えをもって出版した一冊であるという。

「目がかわく」「目の違和感」「目の痛み」「ぼける、ピントが合わない」などのごく一般的で眼科日常診療で多く遭遇する不定愁訴にはじまり、「視覚性運動盲」「「色が変」「自覚されたマリオット盲点」など“おやっと思うような症状や、特異な訴えをもつ疾患が、神経眼科に造詣の深い編者らによって大変に分かりやすく、かつ専門的な立場も崩さない姿勢で解説され、内容の濃い本である。

項目ごとに、症例が提示され、症状、鑑別診断、考察があり、それぞれに参考文献まで記載されている。

また、ところどころにコラムがあり、少し専門的な詳しい解説も含まれていて、高度な知識を求める先生方へも応えられる構成である。

昨今のやたらと漫画のようなシェーマやカラー写真が多く用いられ軽薄な印象のある多くの本とは一味もふた味も違う。

日常の眼科診療に役立つばかりでなく、眼の生理と病態の理解を深めるのにも大いに役立つもので、これから眼科専門医を目指す若い眼科医のみならず、ベテランの先生方にも推薦される本である。

2006年5月26日

東京医科歯科大学眼科
望月 學
解決!目と視覚の不定愁訴・不明愁訴

○お蔭様で無事に、開院14月目の診療を無事終われます。感謝いたします。
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