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2006年2月28日

56 両眼視の問題でおきる不定愁訴

不定愁訴と両眼視
眼科の医師向けに両眼で見ることが原因で起きる不定愁訴の原因を説明する文章を金原出版に頼まれて書きました。これを数回にわけ多少噛み砕いて説明してみましょう。

○ 不定愁訴とは患者の訴えに具体性がなく、医師はその訴えから障害がどこにあるかが連想しにくいものです。

○ 正常な状態では両眼で見ることによってわずかな左右の画像の違いを分析して、物が立体的に見えると言うような利点を生じています。

○ ところが、何かその状態を乱すような病的な状態が新たに加わりますと、ものが二重に見えるという複視を生じるようになって、眼精疲労つまり目の疲れが生ずることになります。

○ その原因となる疾患には様々なものがありますが、

○ まず第一に、眼球運動に関連する諸神経の麻痺、甲状腺性眼症、眼筋無力症など、わずかな眼球運動障害の原因となる諸疾患が考えられます。(これは次回以降やや詳しく説明します)

○ 第2には左右の眼で見えるものの大きさが異なる疾患が考えられます。(これは別項、不等像視をご覧ください)

○ そして3番目には、一眼の視覚が他眼の視覚を妨害するような疾患が含まれる一群の病態が考えられます。

○ 次回からは、それらについて考えられる疾患を具体的に挙げて説明してみることにします。

◎今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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