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2021年6月13日

12939:申請忘れると1円ももらえない「高額療養費制度」申請書の書き方:記事紹介です

清澤のコメント:眼科では硝子体注射などの高額の医療費がかかる場合に適用になることがあるかもしれません。高額の医療費の場合には各自検討してみてください。家族合わせてなどというケースもあるようです。記事はマネーセブンの記事から再録、動画は別の出典です。https://news.goo.ne.jp/article/moneypost/life/moneypost-682581.html

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申請忘れると1円ももらえない「高額療養費制度」申請書の書き方

2020/07/14 15:00

申請忘れると1円ももらえない「高額療養費制度」申請書の書き方

高額療養費制度の申請書の書き方

(マネーポストWEB)

 医療費について考える時に必ず知っておきたいのが「日本の保険制度は手厚い」ということだ。入院や手術で大きなお金がかかっても、公的な補助だけでかなりの部分をカバーできる。

 とりわけ注目したいのが、かかった治療費などの一部について、後日申請することで還付が受けられる制度だ。申請を怠れば、1円も受け取ることができない。

振り込みは3〜4か月後

 その代表的なものに「高額療養費制度」がある。社会保険労務士の北村庄吾氏が解説する。

「病気やケガでかかる治療費や手術費などが、ひと月に一定額を超えた場合、超過分のお金が戻ってくる制度です。医療費が100万円かかっても自己負担は数万円で済みます」

 例えば、100万円の医療費で3割負担30万円の場合、一旦この額を自分で支払う必要があるが、年収約370万〜770万円の人の場合は約8万円で済む(別掲表A参照)。

 さらに、1年間に3回以上利用すると、4回目から「多数回該当」となり、自己負担の限度額がさらに低くなる。

「例えば年収約250万円以下の住民税非課税世帯では、2万4600円と限度額が約1万円低くなります。持病のある人などは負担が抑えられます」(前出・北村氏)

 それでは、どのように申請するのか。北村氏が言う。

「最近は、病院から自己負担の上限額以上を支払う必要がなくなる『限度額適用認定証』の提出を求められるケースが増えました。これは加入する健康保険に事前の申請が必要となりますが、間に合わない場合でも、高額療養費制度の申請をすれば、医療費を取り戻せます」

 ただし、注意点が複数ある。まずは申請書を“どこで”入手するかだ。

申請書は基本的に、自分で取り寄せるのが確実です。健保組合なら勤務先の総務、国民健康保険なら市区町村の役所に問い合わせましょう」(前出・北村氏)

 お金が還付されるまでの期間も知っておきたい。

「医療費を支払ってから申請書が届くまでに約2〜3か月かかり、申請から還付まで約1か月かかります。申請期間は受診した翌月1日から2年間有効ですが、忘れるとお金は一切戻ってきません」(前出・北村氏)

 医療費の計算にもルールがある。定められているのは“1か月間”の自己負担上限だが、かかった医療費を「月またぎ」では合算できないのだ。

「高額療養費制度の申請は、月ごとにまとめる必要があります。月をまたいで通院した際、医療費は合算できません」(前出・北村氏)

 ただし、自己負担が上限に達しなくても、諦めは禁物だ。医療費は世帯全体で合算できる。

「夫婦や親子などで医療費を合算できます。しかし、同一世帯でも合算できるのは70歳未満なら医療費の自己負担額が2万1000円以上からになります。また子供世代は国民健康保険、親は後期高齢者医療制度など、保険制度の種類が違うと同一世帯でも合算できないので注意が必要です」(前出・北村氏)

医療費の記入は「病気ごとに」

 申請書の書き方も注意を要する。「高額療養費支給申請書」には、1枚目に被保険者の振込先などを、2枚目にその月にかかった医療費の内訳を記入する(別掲図1参照)。その際、注意したいのが項目の分け方だ。

 基本は治療にかかった領収書ごとか、医療費を支払った人ごとに分けて記入する。

「ただし、合算して記入できる場合もあるなど、組合によって異なるので必ず確認が必要です」(前出・北村氏)

 また、“保険適用か保険適用外か”も確認しなくてはならない。

還付の対象は、健康保険の対象となった医療費に限られます。本人が希望した入院時の差額ベッド代や食費などは対象外です。病院の領収書には『保険適用』と『保険適用外』が分けて記載されるので、しっかりと確認してください」(前出・北村氏)

※週刊ポスト2020年7月24日号

Categorised in: 社会・経済