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2021年5月14日

12860:「投資が下手な人に共通する1つの心理」元ウォール街投資家の教え

ダイヤモンド・オンライン

Photo: Adobe Stock

 投資対象としてゴールド(金)を保有している人はあまり多くないだろう。しかし、「ゴールドが近い将来最も有力な投資先の1つになる」と提唱するのは、YouTube再生回数1億回を超える人気投資家の高橋ダン氏だ。著書『ゴールド投資──リスクを冒さずお金持ちになれる方法』では、ゴールドに投資する根拠から投資の実践方法まで余すことなく語った。本稿では、特別に本書から一部を抜粋・編集して紹介する。

● 投資の神様バフェットのオフィスにはパソコンがない  戦略的に長期投資をするうえで、機械的に買い続けていくためのコツとしては、「チャートを見ない」と決めるのがよいかもしれません。  チャートを見て金価格が下がっていれば、「先月の買値は高かった」と思うことがあるはずです。  反対に価格が上がっていれば、「売ったほうがよいのではないか」と思うこともあります。  気持ちが揺れて、そんなふうに思ってしまう可能性がありそうだと思うのなら、チャートは見ないほうがよいですし、むしろ「チャートを見ない」「アプリを開かない」と自分のルールとして決めてしまうほうが精神的に健康だと思います。

 また、金価格は常に変動するものだと覚悟しておくことも大事だと思います。  過去の値動きを見ると、2011年に高値をつけた後は、コロナショックが起きる2020年まで金価格は低迷しています。  2011年ごろに買った人は「高かった」と後悔するでしょうし、コロナショック後に金価格が上昇してから買い始めた人は「低迷しているときに買っておけばよかった」と後悔するでしょう。

 金投資に限ったことではありませんが、投資をする以上は、このようなリスクは避けようがありません。  「そういうものだ」と割り切るか、「いずれ5000ドルまで上がるだろう」「1万ドルも目指せるかもしれない」「保険として持っておくことが大事」と考えて、過去の値動きを気にしないと決めるしかないのです。

 長期投資で世界トップクラスの財を築いたウォーレン・バフェットも、あえて値動きを見ないようにしている投資家の1人です。  バフェットのオフィスにパソコンがないのは有名な話です。  投資というとまずはチャート分析と考える人もいるかもしれませんが、チャートを見なくても、チャートを読めなかったとしても、長期投資はできますし、資産を増やしていけるのです。

● ニュースのチェックは不要  投資の勉強のために経済ニュースを読むのは大事だと思います。  ただし、金価格の値動きや、積立てている資産額の増減が気になってしまうタイプの人は、経済ニュースなどを毎日は読まないほうがよいかもしれません。

 金価格は、各国の中央銀行の金融政策などに影響を受けますので、米ドルの供給量をコントロールしているFRBが量的緩和や緩和の縮小(テーパリング)などを発表すると、金価格が大きく動くこともあります。

 このようなファンダメンタルズに関わるニュースは、短期投資の場合は見たほうがよいと思いますが、長期投資ではあまり気にしなくてよいでしょう。  なぜなら、長期投資の場合は、直近の米ドルの動向よりも、過去数十年にわたってマネーサプライが増えていることや、インフレに向かっていく可能性が大きいことなどのほうが重要だからです。

 また、積立てている金などの資産は、将来のために貯めていくものですので、何か特別な事情がある場合を除いて、基本的には売りません。  特別な事情とは、急に手元に現金が必要になったときや、手持ちの金価格が高騰して、ポートフォリオの配分が変化したときです。

 そう考えると、「金が高値」というニュースを読み、「売ろうかな」「売ったほうが得かな」などと考えてしまうのだとすれば、経済ニュースを読むこと自体が不要です。  長期で積立投資していくプロセスを精神的に邪魔します。  ニュースを読むのであれば、あくまでも経済や投資の勉強のためと割り切るようにしましょう。  長期で積立てている金は触らず、積立方針も変えないと心に決めて、ニュースと投資を切り離して考えることが大事です。  

(本原稿は『ゴールド投資──リスクを冒さずお金持ちになれる方法』からの抜粋・編集したものです)

高橋ダン Dan Takahashi

Categorised in: 社会・経済