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2021年4月2日

12754:バフェット太郎の動画:米メディア株と中国株ADRの大暴落、そしてナスダック総合指数に天井シグナル。

先週末に米メディア株と中国株ADRが大暴落したこと、さらにナスダック総合指数に相場の天井示唆するシグナが出たことについて解説する。

米メディア株と中国株ADRが暴落した理由はヘッジファンドによる投げ売りが原因だと言われている。また先週ハイテク株を多く含むなスタック総合指数に相場の天井示唆するシグナルが出た。早ければ年内にもFRBがテーパリングを示唆することでさらに下落する可能性がある。

モルガンスタンレーはザラ場でブロック取引をしてその結果今回の事態に発展してしまった。それは逃げ遅れるリスクがあったから。しかしゴールドマンサックスが抜け駆けする形で寄り付き前にブロック取引を成功させたのでモルガンスタンレーが慌ててザラ場でブロック取引を行った。売却した額はおよそ105億ドルでこの取引によって売りが売りを呼び、メディア株や中国株ADRの時価総額が合計約350億ドル分も吹き飛んだ。

中国株ADRでビル・ファンの予想がなぜ外れたのか?中国株ADRをめぐっては米証券取引委員会が中国企業を念頭においた背景基準を満たさない外国企業の上場を廃止する規制強化への懸念が強まっていて、これによって株価が低迷していた。それらの銘柄が一段と値下がりする可能性はまだ残っていると思う。

今回の動画の内容をまとめると:一部の米メディア株と中国株ADRが暴落した件と、ナスダック暴落リスクについて解説した。米メディア株と中国株ADRが大暴落した理由はモルガンスタンレーがザラ場でブロック取引をしたから。ヘッジファンドのアルケゴスがレバレッジを効かせたリスクの高い投資で失敗した結果マージンコールを受けて追加の証拠金を用意することができなかったから。バブル相場では誰もがリスクに鈍感になってまるでリスクをとらないことがリスクであるかのように平然とリスクの高い取引を繰り返すようになるもの。これは個人投資家も同じで最近の強気相場でハイパーグロース株ばかりに集中投資している人も少なくないと思う。しかし高いリターンが期待できるということは当然それだけ高いリスクを背負っていることを意味するから個人投資家もリスクの高い投資には十分注意したほうがいい。ナスダックは2度暴落するリスクがある一つ目は経済活動再開に伴う景気回復でインフレの加速とそれに伴う長期金利の上昇が引き金になる可能性がある。実際すでにナスダックが相場の天井示唆するヘッドアンドショルダーを形成していることから一段と値を下げる可能性が高まっている。そしてもう一つはテーパリング。経済データ次第では年内にもテーパリングの議論が始まるし、テーパリングが意識されれば長期金利が一段と上昇する可能性があるからナスダックはしばらく不安定な展開になると思う。

個人投資家の中にはハイパーグロース株をバイアンドホールドするだけでお金持ちになれると信じている人もいるかもしれませんが高いリターンには高いリスクが付きまとうという当たり前の現実をこれから突きつけられる可能性が高いので覚悟する必要がある。

Categorised in: 社会・経済