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2020年10月12日

12345:中央銀行、金買い鈍化鮮明 8月は1年半ぶり売却転換、市況高・コロナ禍受け利益確定:日経記事抄出

清澤のコメント:低金利で金利を生まない金や貴金属は騰貴するものと思っておりましたら、日本経済新聞 電子版では中央銀行の一部が売りに回ったと報じています。利食いをしたかったのと、各国内での資金需要にこたえるためと説明されており、それならば中長期の続伸の期待は消えてはいないことになります。

   ―――記事の要点――― 2020/10/12 11:30

準備資産の一部として金を保有する中央銀行が8月、約1年半ぶりに金売りに転じていた。金価格は1トロイオンス2000ドル台と過去最高値を更新。そうした中、中央銀行の間では、コロナ禍で外貨収入減に苦しむ新興国などを中心に、金の購入停止や売却が増えた。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、世界の中央銀行は8月、ネットで金12.3トンを売却。売却が購入を上回ったのは2018年以来。

売却の大半はウズベキスタン。8月に同国の金保有量の約10%を売却。ロシアも7~8月にかけて僅かながら売り超。

いずれも理由を明らかにしない。ドル建て金価格の高騰も外貨流動性に不安を抱える新興国にとって金売りを誘発しやすい要因。

ここ数年、米国と対立する国を中心に外貨準備を米ドルから金へと分散する動きが活発化。公的機関の金購入は19年に668トンと過去最高水準。だが、今年上半期では既に鈍化傾向。「鈍化傾向は今後も継続する可能性がある」

ただし、中銀の長期的な運用方針そのものが大きく変わった訳ではない。

ロドニー・リングロー氏は「中銀の動向は、金価格上昇を受けての利益確定によるもので一時的。超低金利の環境下で、債券の代替としての金への投資意欲は続き、中長期的には中銀の金買いは継続する」と話す。

JPモルガン証券によると、先進国の32兆ドル以上の利回りは今や0.5%以下となった。長期投資家の多くは従来の資産配分を変えざるを得ない。

(浜美佐)

注:ウズベキスタン共和国( Oʻzbekiston Respublikasi)、通称ウズベキスタンは、中央アジアに位置する共和制国家。首都はタシュケント(タシケント)。北と西にカザフスタン、南にトルクメニスタンとアフガニスタン、東でタジキスタン、キルギスと接する。かつてソビエト連邦の構成国であった。国土の西部はカラカルパクスタン共和国が自治を行っており、東部のフェルガナ盆地はタジキスタン、キルギスと国境が入り組んでいる。国境を最低2回越えないと海に達することができない、「二重内陸国」の1つである。

Categorised in: 社会・経済