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2020年5月19日

11890:米中の対立が高まり、世界はその衝突を恐れているそうだ「トゥキディデスの罠( The Thucydides Trap)」

清澤のコメント:ある知人は、今回のコロナショックの影響は米国経済を破綻させ、それに比べると中国の損害は軽い。流通する通貨量では米国のドルが依然主流であるが、ITなどの実経済では中国のほうが分がよい。米国を旗頭とする台湾、日本を含むグループと、中国を旗頭としてアフリカやヨーロッパの協調を頼むグループの静かな衝突が続く。今の世界はこうした米中の対立の高まり、そしてその両陣営の衝突を恐れているのだと話してくれました。中国が計画する軍事演習と、4月から始まった中国元を電子化する実験が今の焦点なのだだそうです。

そこで思い起こされたのが中田敦彦さんの動画で聞いた「トゥキディデスの罠」という言葉です。 今日は「トゥキディデスの罠」 という言葉をフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で復習してみました。それによれば、かつて日本が太平洋戦争に追い込まれた恐恐もこのような構造のなせる業であったと言う事です。今の現状ではいかに中国が有利と見ても、主を米国から中国に換えるという訳にはゆかないでしょう。 https://blog.goo.ne.jp/hayama_001/e/856862bd780b94bf01c4b4167f578555 も詳しい解説を述べて今いた。

トゥキディデスの罠( The Thucydides Trap)は、古代アテナイの歴史家、トゥキディデスにちなむ言葉で、戦争が不可避な状態まで従来の覇権国家と、新興の国家がぶつかり合う現象を指す。アメリカ合衆国の政治学者グレアム・アリソンが作った造語だそうです。その概要は:

約2400年前、スパルタとアテナイによる構造的な緊張関係に言及したと伝えられる(英文訳:“It was the rise of Athens, and the fear that this inspired in Sparta, that made war inevitable.”)。

古代ギリシャ当時は、海上交易をおさえる経済大国としてアテナイが台頭し、陸上における軍事的覇権を事実上握るスパルタの間で対立が生じ、長年にわたる戦争(ペロポネソス戦争)が勃発した。転じて、急速に台頭する大国が既成の支配的な大国とライバル関係に発展する際に、それぞれの立場を巡って摩擦が起こり、当初はお互いに望まない直接的な抗争に及ぶ様子を表現する。現在では、国際社会のトップにいる国はその地位を守るために現状維持を望み、台頭する国はトップにいる国につぶされることを懸念し、既存の国際ルールを自分に都合が良いように変えようとするパワー・ゲームの中で、軍事的な争いに発展しがちな現象を指す。

2015年、オバマ大統領がアメリカで開催した米中二国間の首脳会談において、南シナ海などで急速な軍拡を進める中国の習近平国家主席との話で用いた。「一線を越えてしまった場合はもはや後戻りをすることは困難になる」という牽制の意味合いと思われる。

ハーバード大学のベルファー・センターの研究によると、20世紀に日本が台頭した際の日露戦争、太平洋戦争などもこれにあたるとしている。その他、米ソ間の冷戦などを指す。アリソンとその著書『Destined For War』(邦訳『米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ』)によると、過去500年間の覇権争い16事例のうち12は戦争に発展したが、20世紀初頭の英米関係や冷戦など4事例では、新旧大国の譲歩により戦争を回避したということであった。

Categorised in: 社会・経済