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2020年4月21日

11801:【原油マイナス価格】史上初 :逆オイルショックの諸解説。

清澤のコメント:人は正常性のバイアス(★1)に引きずられて、30ドル割れの原油が安すぎると感じてしまいます。「自分がよく知らない相場には手を出すな」とか「落ちてくるナイフをつかもうとするな」と高橋ダン氏ほかの他人の言を借りて自らを戒めておりますが、瞬時とはいえ原油先物価格がマイナス40ドルと聞くと驚きを超えています。通常の常識で想定できたのは、「暴落したら資金を失う。」、時にそれが「信用取引であったら、多大な追加保証金の請求を受ける」というところまででしょう。それがマイナス価格と言う事になると、「ごみ処理には処理代がかかる」という事態です。昨日見た記事に(★2)、「貯蔵タンクがいっぱいになっているから、金を払ってでも引き取ってくれという事態が起きうる。」と言うブルンバーグの記事がありしたが、私は、正常性バイアスに引きずられてまさかそうはなるまいと思ったものでした。先入観とは恐ろしいものです。これでまた世の中には全財産を失った人も出たことでしょう。

★1:正常性バイアス  https://www.kiyosawa.or.jp/neighbors/59803.html/

★2:WTI原油先物が11ドル割れ、需要低迷で貯蔵施設能力が限界に近づく

Alex Longley 2020年4月20日 10:28 JST  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-20/Q9264ET0G1KY01

【原油マイナス価格】史上初 逆オイルショック。1985年からの原油価格の推移を当時の状況を含めてチャート解説。何が悪かったのか、その咎めの先を探る。【字幕推奨】

生で最新の講評です。1,349 回視聴•2020/04/21

原油暴落・今日はなぜ⁉ 高橋ダン ENGLISH & 日本語❗

2020/04/20 29日の時点では、原油価格先物はまだプラス13ドルだったのです。ビデオ概要は下記の5点

1 原油相場のアップデート、なぜ今日は暴落?;実の理由はトレーダーのポジショニング(売り買いの積み上がり)だろう。 逃げようなく火曜期限切れの前に、手仕舞わねばならない負けている人が多い。ファンダメンタルが要因ではない。

2、チャートを短期と中長期で分析すると?:MACDは使えない。こういう時にはこのテクニカル指標は見ないほうが良い。RSIも動いてない。ボリンジャーバンドは一時的回復を示唆。中長期(週足で見て)だと、相当な下落で80%落ちている。高いボラティリティー。 数日の回復はあるかもしれないが不明で、ン買うのはとても危険。。

3、先物カーブで今何が不思議? :コモディティーはほとんど先物で扱われる。5月先物は安い傾向14ドルだ。6月以降は25ドル程度と高い。

4、ポジションは歴史的にどう比べる? :多くのサイトで見られるが、スペキュレーターたちの総ポジションは少なくはない。まだロングの人がだいぶ残っている。こういうときの暴落に出会って倒産する人が多い。

5、僕の解釈と皆様におすすめ。:下落しているナイフで、まだ今後の動きが見えない。先に話した損する人の特徴を備えている。落ちるナイフとダブルダウン(難平買い)が危険。ノータッチが原則。ギャンブルだ。航空会社には費用が下がるので有利なはずと解説しています。

◎次の動画(大谷正光氏)も原油価格マイナスを論じています。

原油がマイナス価格に!史上次第の大暴落!ついに史上初のマイナス価格に!金融危機波及?!打撃は日本の金融機関へ!:原油には実体商品と金融商品の両側面がある。コロナ騒動で交通が止まり、航空産業は苦境にある。現在の産油国は米国(シェール)、サウジ中心の中東(オペック)、そしてロシアである。彼らは、互いに価格競争を演じている。今回、減産をしても貯蔵タンクの保管料が高騰することになった。ただでもよいから引き取ってとなって、そこに金融商品としての投げ売りが出て、原油価格が暴落した。土地もマイナス価格があるし、資金にも需要がなくマイナス金利となっている。今後は、各国の国民の不満を他国のせいにしようとするから、否応なしにナショナリズムに向かうのだろう。米国のシェールオイル算出会社の破綻、債券市場の混乱、その結果に本を含めた銀行に損が出るかもしれない。極稀なチャンスではあるのだろうという。

Categorised in: 社会・経済