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2020年4月21日

11799:堀江貴文「”複雑に考えたがる人”は逃げている」

シンプルに考えるには「能力」が必要だ

次ページ »堀江 貴文 : 実業家 著者フォロー2020/04/21 8:00シェア164

堀江貴文さんがシンプルに考えることを重視する理由とは?(写真提供:SNS media&consulting)新型コロナウイルスによる自粛ムードへの疑問、現地レバノンでのカルロス・ゴーン氏との対談など、その時最も関心の高いテーマを一刀両断するYouTubeチャンネルがメディアでも話題の堀江貴文氏。その登録者数は100万人を突破した。超多忙なスケジュールで国内外を飛び回る堀江氏だが、スキマ時間に触るスマホで仕事の確認や指示は欠かさない。「いかに時間を使わずに多くのものを生み出し、効率よく世の中に伝えるか」を徹底するホリエモンの「時間術」とは? 堀江氏が何よりも大切にする「時間」だけをテーマにした初の著書『時間革命』から一部を抜粋・再構成して紹介します。

シンプルとスピードが最強である

時間を増やすうえでは、「シンプルに考える」ことが欠かせない。

そんな話をすると、「そうは言っても、現実の社会のなかでは、なかなか単純に割りきれないこともあるんですよ」と愚痴をこぼす人がいる。

そんな人間の事情など知ったことではないが、何よりも気に食わないのは、そういうことを言う人は、「物事を『複雑に考える』ほうが難しい=価値が高い」と考えているらしいということだ。思い上がりもいいところである。

真実や価値あるものは、いつだってシンプルだ。–

広大な宇宙の仕組みを説明するアイデアが、たったこれだけの式に集約できるのだ。「シンプルこそが最高」ということは、人類が長年の経験から得た教訓ではないかと思う。

実際のところ、物事なんて複雑に考えるほうがラクなのだ。世の中はいくらでも複雑に考えられる。それなりに頭がよければ、もっともらしい理屈をつけて、いつまでも考えを引き延ばしていられるから気楽なものだ。–

はっきりと明暗が分かれるのは、「会社にとって最も大切なことは?」という質問だ。こう聞かれたとき、「社会に貢献すること」とか「従業員を幸せにすること」とか「顧客の満足」というトンチンカンな答えをしてしまう経営者には、物事をシンプルに考えようとする「覚悟」がないなとぼくは感じる。—-株式会社の本来の目的は「株主へ利益を還元すること」である。それ以上でも以下でもない。

そのために、よいサービスや商品をつくって売る。それで顧客は満足する。そうなれば、納税額も増えるし、投資マネーも集まって、経済が活性化される。こうして結果的に、社会貢献が実現される。これが正しい順序というものだ。

このシンプルな原点すら見失っている社長が多い。そのせいで、ムダに複雑に考えてしまい、時間を浪費してしまう。ビジネスの最前線では、いつもスピードが命である。シンプルに本質をおさえた思考ができない人は、いつも「時間の勝負」で敗北することになる。

「トレードオフ」がわからない人たち

個人についても、まったく同じことが言える。

『時間革命 1秒もムダに生きるな』(朝日新聞出版)—

「シンプルに考えて、自分時間に満たされた人生を生きる」とは、全部を思いどおりにして、「あれも、これも」をバランスよく手に入れるということではない。

むしろ、本当に大切にしたいこと”以外”はすべて手放し、自分の根本的な欲求に向き合うことなのだ。

「自分にとっていちばん大切なことは何か?」――それをシンプルに絞り込めた人こそが、自分の時間を手に入れているのである。

Categorised in: 社会・経済