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2020年4月14日

11766:”戦争を終わらせた一枚の写真その真実。”父親たちの星条旗

清澤のコメント:自宅にこもることが要請されて早2週間。今日もネットフリックスで戦争映画を見ました。私は米軍を退役する軍人の健康診断を引き受けていますが、中には衛生兵や医師、病院関係者も大勢います。この作品の主人公は衛生兵(combat medic)です。

先日、硫黄島の戦いを描いたクリントイーストウッドが監督をした硫黄島を日本側から見た映画作品を見ましたが、この時には感想を書き損なってしまいました。今回は同じ硫黄島の戦いを米軍側から描いた父親たちの硫黄島です。この監督もクリントイーストウッドです。彼の戦争と平和に対する思い入れが感じられます。摺鉢山に星条旗を立ってた有名なニュース写真、あれは実は最初に建てた旗を建て替える場面を映したものだったというのです。そしてその写真に写った6人の米兵のうち、3人は硫黄島で戦死し、残った3人は硫黄島の英雄として米国債を売るキャンペーンに駆り出されます。しかし彼らは、それぞれに悩みを持ち苦しんでいたのです。そして死期を迎えた元衛生兵のドクの息子が父親の戦争を語るのです。

意外で印象に残ったのは、断然優勢であったと思っていた米国が、実は戦費に苦しみ、戦時国債の販売に苦慮していたという話です。先の世界大恐慌で傷ついた世界経済がようやく落ち着きを取り戻すのには、第二次世界大戦での勝利までの時間を要した、という話は最近よく指摘されることです。今回のコロナ騒動をきっかけとした経済混乱が 世界的なハイパーインフレに陥ったり、 このような戦争などに展開しないことを願うばかりです。

時に一枚の写真が戦争の勝敗を決定づけるというフレーズも出てきます。表題の硫黄島に星条旗を建てる写真が米軍の対日戦の勝利を確信させ、のちのベトナム戦争ではこの写真が米軍の敗退を決定づけたと言っていました。

Categorised in: 社会・経済