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2020年1月26日

11460:焦る中国は旅行禁止を打ち出した: 

清澤のコメント:昨日、今回の感染症ウイルスに関してまとめ、サーズよりは弱めの症状と記載しました。中国は海外旅行を禁止するそうです。感染拡大が最重要事項ですが、日本や中国国内でのツーリズム業界への影響が懸念されます。

記事引用:

「春節商戦」直撃した旅行禁止 焦る中国、対応を急転回

北京=平井良和2020年1月26日 5時00分

写真・図版

中国・上海から日本に到着後、新型肺炎の感染拡大防止へ注意を促す内容の「健康カード」を受け取る人たち=2020年1月24日午後2時、成田空港、内田光撮影

 新型コロナウイルスによる肺炎の猛威を受け、中国政府は団体旅行の禁止や、首都北京での移動制限という思い切った感染の封じ込め策に踏み切った。止まらぬ国外への感染拡大や国内で高まる不満に、政権が抱く強い危機感の表れだ。強硬な措置は、内外にどんな影響をもたらすのか。

 春節の大型連休中に中国からの団体旅行が禁止されたことで、日本の観光業界などにも大きな影響が出そうだ。

 経済発展とともに海外旅行をする中国人は増加しており、日本政府観光局によると、2019年の訪日外国人客のうち、中国本土からの割合は約30%の959万人だった。東日本大震災のあった11年に落ち込んだが、その後はビザの発給要件の緩和などの影響で増えており、10年前の9倍以上に激増した。

 中国人にとって日本はタイと並ぶ人気の旅行先で、昨年の春節があった2月には、1カ月間で約72万人が訪日した。日本側もデパートやホテルなどで中国語を話せるスタッフを増やすなどして春節商戦に備えている。

 日韓関係の悪化で韓国からの訪日客が落ち込むなか、この時期に中国人観光客が急減すれば、日本の観光関連産業にとっては二重の打撃となりそうだ。

「我々は必ず勝利する」

 「我々は、疫病を食い止める戦いに必ず勝利する」

 25日、習近平(シーチンピン)国家主席は党最高指導部の政治局常務委員の会議を開き、対策の強化などを命じた。春節当日に党最高指導部メンバーを招集するのは極めて異例のことだ。

 習氏の指示を伝える報道は同日夜、年始の風景などを報じていた国営中央テレビのニュースの合間に突如、挿入された。

 その直後から夜遅くにかけ、国内外への団体旅行の禁止や北京市の市境を越えるバスの運行の停止などが矢継ぎ早に報道され、政府の対応が急転回したことをうかがわせた。

 背景には、止まらない感染拡大への中国政府の焦りがある。

 24日には、フランスで欧州初の感染者が出るなど海外への拡大も続く。フィリピン当局が、武漢から到着した500人近くの観光客らを送還する方針を決めるなど、各国の警戒と不信感も日増しに高まっている。

 「責任ある大国」を掲げる習指導部にとって、これ以上の感染拡大は国家の威信を傷つけかねない。

「人災だ」批判の声も

 国内の不満と動揺も広がりつつある。

 政府の対策にもかかわらず、感染者や死者の増加数はむしろ加速化しており、ネット上には対応の遅れが原因だとして、「人災だ」との批判の声も上がっている。

 住民の移動制限も、患者数がもっとも多い武漢市から湖北省のほぼ全体に拡大された。しかし、住民に多大な犠牲を強いる「封鎖」という手段が有効かどうかもはっきりせず、長期化すれば社会不安が高まる恐れもある

 習指導部は事態の悪化を抑え込むため、引き続き強い措置を打ち出していく可能性がある。(北京=平井良和)

Categorised in: 社会・経済