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2019年11月10日

11284:「公平」な米国求める怒り=社会主義賛美の風潮-米大統領選;記事紹介

清澤のコメント:米国の若年成人層に社会主義賛美の風潮が見られるという記事が複数出ています。ことに民主党の左派のウォーレンとサンダースの両上院議員がその傾向で伸びているようです。格差社会の進行を背景に、「米国なのだから自由主義で資本主義」というばかりではないようです。それを末尾に埋め込んだ神王TVの番組も話題にしています

2019年11月03日17時32分 時事通信

 【ハノーバー(米ニューハンプシャー州)時事:抄出】来年の米大統領選に向け、野党民主党の候補では、税制や社会保障を抜本改革して富を再分配しようという左派のウォーレン、サンダース両上院議員が勢いを見せる。広がる格差への怒りから若者を中心に社会主義的主張が根を張り、候補者指名争いを過熱させている。
 ◇「心の底から怒っている」
 「富める者のためだけに機能する政府。それはただの腐敗だ」。東部ニューハンプシャー州にあるダートマス大学で10月下旬、指名争いトップを争うウォーレン上院議員は学生らにこう呼び掛け、「大構造変革」の必要性を訴えた。
 ウォーレン氏は、米世帯の0.1%に相当する資産額5000万ドル(約54億円)超の富裕層の資産に2%課税する「富裕税」を提唱。それで確保する財源を、学生ローンの返済免除、小児医療や貧困家庭の支援などに充てようとしている。
 広がる格差に対し、特に不満を持つのは、高い大学授業料や医療費の負担に苦しむ若者だ。格差への怒りは今、若者を中心に社会主義への賛美となって表れている。ケイトー研究所が9月に発表した世論調査によると、社会主義に好意的と答えた民主党支持者は64%に上り、資本主義に好意的とした45%を大きく上回った。トランプ大統領が当選した2016年以降、その差は拡大している。
 若者ばかりではない。ウォーレン氏の演説を聞いた年配の男性(67)は、ウォーレン氏の「戦う姿勢」に共感を示した。
 ◇実現性に懸念
 だが、ウォーレン氏の政策は、バラ色の未来を描こうとするあまり、財源や実現方法に弱点を抱える。1日には富裕層増税や軍事支出削減で賄う案を発表。中間層からの増税は「一銭たりとも必要ない」と言い切ったが、実現性への疑問は打ち消せていない。
 こうした懸念は無党派層を遠ざけ、トランプ氏との本選で不利に働く恐れもある。トランプ氏は今年2月の一般教書演説以降、繰り返し「米国を社会主義国にしてはならない」と訴え、支持者を奮い立たせる材料に使っている。

Categorised in: 社会・経済