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2019年9月1日

11039:景気減速の懸念ヘッジで円と金への逃避加速:WSJ記事紹介

清澤のコメント: 素人が見ても、 先行不透明。英国のEU離脱、イタリアやインドや朝鮮半島での政治的摩擦、そして香港の暴力的抗議活動に懸念。ヘッジは行動は当然必要か? この記事は世界経済の現状を的確に分析していると思います。要点を採録します。 https://jp.wsj.com/articles/SB11876370086802143868104585498880533098018

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円と金への逃避加速、景気減速の懸念根強く:担当者はリセッションに備えヘッジに動く

ブルとベアのにらみ合い。金や円といった安全資産が買われている

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By Amrith Ramkumar and Ira Iosebashvili 2019 年 8 月 20 日 の要旨です

 金や安定配当株、円といった安全資産が買われていることは、貿易摩擦や世界成長の鈍化を巡る投資家の不安を浮き彫りにしている。米国の主要株価指数は記録的な水準近辺だが、一因は同国経済の好調だ。しかし、敏感な指標は今後の低迷を示すシグナルを発す。一度に多くのことが起き、投資家はどう解釈すべきか確信を持てない。

 7月以来、利回りが過去最低に低下し、マイナス利回り債券残高は15兆ドルを超えた。パフォーマンスの良い主要通貨は円。金は約6年ぶりの高水準。金と同指数の年間上昇率が2桁を記録した年は、過去40年間に4回のみ。この1年、世界経済の減速が10年にわたる米国の景気拡大終了の懸念を抱えてきた。ヘッジをかける運用マネジャーが増える。

多くの投資家は、先行き不透明が続くと考える。その他の懸念は、英国の欧州連合(EU)離脱、イタリアやインドや朝鮮半島での政治的摩擦、香港の暴力的抗議活動。

 金利低下は、少なくとも短期的には株の好材料になる。だが多くの投資家は、世界中での利下げが経済活動を活発化させるとの説を依然疑っている。また、欧州と日本を中心に積みあがるマイナス利回り債券は世界経済にとって不吉な兆しかもしれない。長期債は金利の低下につれ価格が上昇する。1年以内の景気後退を予想したマネジャーの割合は3分の1超と、約8年で最大。

 投資家の懸念を一助に、金と株の年初来上昇率はいずれも15%を超る。一部は先行き不透明をみて米株を選ぶ。一方、金上昇のシグナルが一段と強まったとみる投資家もいる。

株の配当利回りは 10年物米国債の利回りを上回った。アロン・パタキ氏はここ数カ月に金などの安全資産のポジションを引き上げた。低金利に助けられ、市場は経済への懸念をこれまで何度も乗り越えてきた。金が1オンス=1900ドル近辺の最高値をつけた2011年もそうだった。低い債券利回りも金の追い風だ。

Categorised in: 社会・経済