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2019年8月6日

10987:「株や原油などのリスク資産売り」、それに対する「金や円、米国債など安全資産買い」の文脈

清澤のコメント:最近までは株価が史上最高値と言っていましたが、風向き一変です。全てのリスク資産が売られて、金と円が買われるという状況だそうです。しかし、円も値上がりしているので、円建ての金価格の上値は重くなっているという説明です。各国の市場ニュースを拾ってみました。
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①米国:米の対中関税で金が急伸、利下げサイクル入り警戒か
小菅努 8/2(金) 13:07
金価格の高騰が続いている。国際指標となるCOMEX金先物相場は1オンス=1,461.90ドルまで値上がりし、2013年5月以来の高値を更新している。トランプ米大統領が突然に3,000億ドル相当の中国製品の輸入に対して10%の課税を行うと発表したことが、金市場に対する投機マネーの流入を促している。 7月30~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、8月1日の金相場は一時1,412.10ドルまで下落していた。だが、このタイミングで突然にトランプ大統領が米中対立の問題を深刻化させたことで、投機マネーの流れが一変している。 このため、「株や原油などのリスク資産売り」、それに対する「金や円、米国債など安全資産買い」の文脈で今回の金相場急伸は議論されているが、金市場に対する影響はそれに留まらないだろう。 「やはり本格的な利下げサイクル入りするのではないか」、「利下げでもリスクオフ化を阻止するのは限界ではないか」との危機感を反映したものと言えよう。

②韓国の金相場、最高値更新2019/08/05 07:59
日本のホワイトリスト(ホワイト国)除外決定と米中貿易戦争の激化で世界景気の不確実性が高まり、安定資産である金の相場が上昇している。韓国取引所によると、2日のKRX金市場における金相場は1グラム当たり5万5410ウォン(約4900円)で、2014年の市場開設以来の最高値を更新した。 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

③日本:金、5000円突破=6年ぶり-東京商品市場
2019年08月06日16時13分

東京商品取引所の金先物相場は6日、急伸し、取引の中心となる2020年6月決済物は一時、1グラム当たり5006円を付けた。中心決済物が節目の5000円を突破したのは13年4月以来、約6年4カ月ぶり。
前日のニューヨーク市場で金は米中貿易摩擦の激化懸念を背景に、安全資産として買われ上昇。6日の東京市場ではこれに加え、為替の急激な円高・ドル安が一服したこともあり、金が大幅続伸した。終値は前日比50円高の4994円。
市場関係者からは、「米中対立は簡単に収まらず、金が買われやすい傾向が続くだろう」(証券会社)との見方が出ている。

④ 金地金、約40年ぶり高値 国内販売価格
2019/8/6 19:27 日本経済新聞
国内の金地金の小売価格が約40年ぶりの水準に上昇した。田中貴金属工業が公表した6日時点の金の地金販売価格は1グラム5437円(税込み)となり、1980年2月以来の高値となった。米中貿易摩擦の激化で世界経済の下押し圧力が強まるとの見方から安全資産とされる金を買う動きが広がっている。
7月末に米連邦準備理事会(FRB)が10年半ぶりの利下げに踏み切ったことで、金利のつかない金の相対的な価値が高まっている。世界景気の先行き不透明感を背景に、追加利下げに動く可能性が意識されていることも金を買う動きにつながっている。
金の小売価格は国際相場に税金や販売マージンを上乗せする。一般的に、経済への不安が強まると金と同時に円が買われるため、円建ての金価格は上値が重くなる。

Categorised in: 社会・経済