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2019年7月28日

10953:れいわ新選組が上手く使ったとされる「特定枠」とは何だったのか?

清澤のコメント:れいわ新選組が上手く使ったとされる「特定枠」とは何だったのか?を調べてみました。以前の選挙で応援演説をした山本太郎氏の街頭演説を高円寺駅前で聞いたことが有ります。こうふるまえば、聴衆はこう感ずるだろうという所を読み切ったとても魅力的な演説でした。さすが俳優出身です。国会での質問の動画でもどうアピールするかが考え抜かれた質問をしています。一部の方々がポリュリスムの台頭を恐れる所以のようです。

 

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7月21日に投開票された参議院選挙で、今回の選挙から新たに導入された「特定枠」でれいわ新選組から比例代表で出馬立候補していた、2人が当選した。

どんな制度なのか。

特定枠は、比例代表で、政党が当選者の優先順位をあらかじめ決めることができる制度。特手枠の候補は、個人の得票に関係なく、名簿の順に当選が決まる。

この特定枠を使うかどうかや、使う場合に何人にするかは、各政党が決めることができる。

これまでの比例代表は、各党が獲得した議席の枠内で、名簿にある各候補者が得た個人票が多い人から当選する仕組みだった。この仕組みは「非拘束名簿式」と呼ばれている。

有権者は、比例制度で政党名か個人名のどちらを書いてもよい。政党名と候補者名それぞれの合計が各党の総得票数となり、その総得票数に応じて、ドント式(注1)で各党に議席が配分される仕組み。

特定枠の候補者は、他の候補者とは違って大きな制限がある。個人としての選挙活動は認められていない。選挙事務所や選挙カーを持てない上、ポスターの掲示も禁止されている。

特定枠の候補者名が書かれた票は、政党の得票として有効となる。

特定枠は、候補者の得票数に関わらず、当選させたい候補者の優先順位を政党側が決めることができる。ある意味で、民意を無視しかねないこの制度は、なぜ導入されたのか。

選挙活動のできない「特定枠」 はなぜ生まれた?
背景にあるのは「合区」制度。「鳥取県と島根県」「徳島県と高知県」が合区となり、どちらかの県からしか候補を擁立できなくなった。「特定枠」を設けることで、もう片方の県からも確実に議員を出すという、自民党の狙いがあるという。

今回の選挙で、特定枠を利用したのは自民党、「れいわ新選組」、労働党。自民とれいわは2人、労働は1人を擁立した。

自民党は、合区となり、候補者を出せなかった徳島県と島根県から立候補者、三木亨さん、三浦靖さんを充て、当選確実と報じられていた。

れいわ新選組は、当選確実となったALS患者の舩後靖彦さんと、脳性まひで障害の木村英子さん。障害を持つ人を国会に送ろうとする党の姿勢が伺える。

「れいわ新選組」党首の山本太郎さんは斯くして参議院議員の議席を失った。しかし、それでよいのだろうという。なぜなら、遠からず行われる衆議院議員選挙でれいわ新選組から東京都で山本太郎氏は立候補し国政での両院の議席獲得をめざすのだからという噂です。

ドント式(注1):各党の得票Pを自然数1.2.3.、、で割った値を計算し一覧表を作る。一覧表から値の大きい順にK個を見つけ、それをもとに各党への配分を決める
名簿に配分された議席はその名簿の個人に分配される。その順番は党の内部であらかじめ決められている場合(拘束名簿式)と、有権者の投票が影響を及ぼす場合(非拘束名簿式)に分かれる。

Categorised in: 社会・経済