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2019年6月6日

10789:30人以下の中小企業は経費を削減すると失敗する:動画紹介

30人以下の中小企業は経費を削減すると失敗する:税理士、堀先生のお話:

【経営】損益分岐点を下げるためにボーナスや経費削減をすると、逆に会社はつぶれる理由【仕入れと給料と家賃と売上の関係性】

院長清澤のコメント:前回の「従業員30人以下の中小企業はコンサルタントのアドバイスを聞いてはいけない」に続く具体的な助言としての第2話。「経費削減や損益分岐点を考えた経営はやがて会社を倒産に追い込む」というお話。人が食事を摂れなくなったら間もなく死ぬように、企業も、収益源である売り上げのもとである仕入れや人件費などの経費削減を考え始めたら、一時は良くてもやがて客を失い滅亡に至る。コンサルタントが思う利益の追求と、成功している中小企業経営者が思う目的が「お客さんに喜んでもらうことだっていうこと」の違い。要は考え方が違うし大切にしているものが違うと堀税理士は結論しています。納得。

――動画の要点―――堀税理士の父親が亡くなる時に主治医は「人間は食事が摂れなくなると1週間で死ぬ」と教えた。後に、「会社は人間に似ている」と思った。人間の体は食物を食べて、消化したエネルギーで、体を動かしたり、筋肉を強くしたり、脂肪として蓄積したりする。人が食事から摂る栄養で生きているように、会社は客に商品とかサービスを買ってもらうことによる売上を栄養にして生きている。

だから貴重な売り上げがなくなると死んでしまう。それが倒産。倒産しないためにはお客さんに商品とかサービスを買ってもらう必要がある。ガン末期患者の様にエネルギーを使わないでじっとして居てはダメ。

基本的経営本とかには当然出て来る損益分岐点。大企業にはそういうし部分も必要なのだが、従業員30人以下の中小企業はそれではダメだと思う。売上原価を下げる。材料とか仕入れ業者に無理を言って値段を下げてもらう、商品とか材料の質を下げて経費を下げる。社員の給料減らし、街中から人通りの少ない田舎に店を引っ越せば経費は下がる。

実はこれがとんでもない間違いで、人間の体でいうエネルギーを使わずにじっとしていること。経費を下げて、利益を出すという考え方は中小企業にとって、大量生産大量消費時代の昭和の日本とか、放っておいても売れるときには有効だった。今は、もう物が売れない時代。自分だけ損益分岐を下げるために仕入れ先の反感買いながら、従業員の反感を買いながら給料を下げてはいけない。その瞬間の利益は出るかもしれないが、それでは基本的に売り上げを下げる方向に会社が向かっている。そのうち売れなくなって行く。栄養失調の人にダイエットしたら健康になるよって言うのと同じ。大企業はメタボだからダイエットしたら健康になるが、中小企業にはアドバイスが間違っている。

どうやったら売れるのか、お客さんが買ってくれるかにフォーカスしないといけない。然しこの経費削減の助言をみんなが聞いちゃうのは、将来への不安の方が強く、お金を失うのが怖いから。

成功している社長さんは、事業計画書とか損益計算書とか損益分岐点分析なんかよりも大事なものがあるということを知っている。

コンサルタントが思う利益の追求と、経営者が思うお客さんに喜んでもらうことの追及の違い。要は考え方が違うし大切にしているものが違う。

視点が違うという。見ている方向感が違う。経費削減する方向で経営改革を行ったら、やっぱり厳しくなっていっている。会社が利益を上げたいときに経費削減に目を向けがちですが、そうじゃない。もっと大事なことがある。

Categorised in: 社会・経済