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2019年4月24日

10664:財務省、診療報酬本体の合理化・適正化を主張:記事紹介

財務省、診療報酬本体の合理化・適正化を主張
賃金・物価動向と隔たり
2019年04月23日 18:05
眼科医清澤のコメント:診療報酬本体への切り込みを財務省は考えているようです。記事としてご覧ください。掛かりつけ医から他の医師への移動を制限しようという発想は有りがちですが、新しい視点かもしれません。イギリスでは、掛かりつけ医の紹介(許可)がないと眼科受診が許されないシステムであるという話を聞きます。出典:https://www.cbnews.jp/news/entry/20190423173448

財務省、診療報酬本体の合理化・適正化を主張
賃金・物価動向と隔たり:記事引用
財務相の諮問機関「財政制度等審議会」が23日開かれ、財務省は、医療費の伸びを抑えて国民負担を軽減するため、診療報酬本体や薬価など公定価格の合理化・適正化を進めるべきだと主張した。診療行為などへの対価に当たる診療報酬本体の改定率が2006年以降、賃金・物価の動向を上回るペースで上昇しているのに加え、地域での高齢化など人口構成の変化や医療の高度化の影響で、医療機関の収入に当たる医療費がさらにハイペースで伸びていると指摘した。【兼松昭夫】
政府が18年6月に閣議決定した「新経済・財政再生計画」(財政健全化計画)に沿って、分野ごとの歳出改革の着実な実行を促すため、財政審では6月ごろ提言(建議)を取りまとめることにしている。23日の会合ではそれに向けて社会保障改革を巡り議論し、財務省は、診療報酬本体や薬価など公定価格を合理化・適正化することで医療サービスや医薬品をできる限り効率的に提供し、国民の負担増を抑える必要性を強調した。

診療報酬本体は、06年度の改定で1.36%引き下げられたが、それ以降は2年ごとの改定のたびに引き上げられてきた。財務省では、それに加え、高齢化など人口構成の変化や医療の高度化が、医療機関の収入に当たる薬剤費や医療材料を除く医療費(診療報酬本体)を引き上げてきたとみている。

財務省はこの日、06-16年の10年間に医療費が平均2.2%、診療報酬本体が平均0.6%ずつ上昇したのに対し、賃金・物価の伸びはこの間、平均0.02%にとどまっていることを示すデータを提示。その上で、国民の負担増を抑えるため、こうした隔たりを解消させる必要性を指摘した。
医療関連の提案はこのほか、医療保険の給付範囲の見直しや医療提供体制の改革など。保険の給付範囲の見直しの具体策には、「かかりつけ医」以外を紹介状なしに受診した外来患者などから新たな定額負担を求める仕組み(外来受診時の定額負担)の導入を挙げた。
この仕組みの導入は当初、18年度中に話し合うこととされていたが、政府が18年末にまとめた分野ごとの改革工程表では、関係審議会で19年度に検討し、骨太方針2020に反映させると結論を先送りした。財務省では、リスクが小さく少額な受診の給付範囲を見直し、「かかりつけ医」への誘導策とリンクさせることを想定している。

Categorised in: 社会・経済