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2019年3月21日

10559:ついに始まった日本経済「崩壊」浜 矩子 (著)の紹介

清澤のコメント:金利を下げ、通貨を際限なく増やすという日本の金融政策。貯蓄性向が高かったはずの日本国民も、また企業も借金になれて借入金を増やしています。金利が少し戻って利払いが増えたら、其処は持ちこたえられぬ企業も多かろうと思います。著者はその状況を「通りゃんせと、天神様の細道」に例えます。多分その話は当たっていると思いますが、このような例えの連発は少し違和感がありました。安倍政権を支えてきた高めの株価。そのあたりに糊塗された、日本の景気もそろそろ限界のようです。世界で株価が下がるべき時に、日本だけは日銀の資金と年金資金で株価を買い支えるという株価メイクがなされているという事があちこちで聞かれます。そうであれば、私たちは来るべき恐慌にはどう準備して対応すればよいのでしょうか?

アマゾンの書評引用:

株高は、日本経済崩壊へのシグナルだった!

経済学者の浜矩子氏が、統計データや経済指標から導き出した、メディアでは報道されていない、日本経済の恐ろしい実態を暴く。日本経済の崩壊を食い止めるために、いま、全日本国民が読むべき、著者渾身の一冊。

株高、失業率の低下などにより、

「アベノミクスは成功している」という空気が世論を支配している。

ただ、一方で、日本の財政赤字がかつてないほどに膨れ上がっていることから安倍政権に対して、なんとなく“違和感”を抱いている国民も多い。

経済学者の浜矩子氏によると、メディアではほとんど伝えられていないが、経済学的な視点から切り込むと、現在“成功”とされている統計データもじつは、危険信号であり、このままでは、日本経済が恐るべき副作用に襲われ、日本経済“完全”崩壊というシナリオまで浮かび上がってくるという。

多くの日本人が抱き続けてきたアベノミクスへの“違和感”の正体がついに明らかになる!

いま、日本人全員が必読の、著者渾身の一冊!

●目次(清澤の目についたフレーズを記入)

はじめに

 「ちょうどいい」の定義は?

 「ちょうどよかった」のは、いつのこと?

第1章 もはや、「異常」が常態化した日本経済

 「適温経済神話」が揺らいだとき

 じつは“異常”低温金融だった

 根づく借金不感症

 誰でもみんな“投機”家になる

 カネが天下を回らない

 高まる「現金愛」

 貯蓄離れなのに貯蓄志向

 そして暗号の世界へ

 「適温」の童話的起源(ゴルディロックス・エコノミー)

 「熊さんたち」を遠ざけておけるか?

第2章 すべては日本で始まった

 我々はいかにしてここまできたのか?

 すべては日本で始まった

 そして量的緩和へ(量的緩和の規模は時を追って拡大した)

 ゴルディロックスと金融未体験ゾーンとの怪しき関係

 「包括的金融緩和」の打ち上げ花火

 中央銀行家の本能が敬遠した量的緩和(白川日銀総裁は正しかった)

 効用不明薬の投与に踏み切ったFRB

 FRB、異常低温金融の天神様に遭遇

 細道からの脱出なるか、FRBとECB

 怖いながらも皆で向かった未体験ゾーン

 ジャパンマネーが果たした役割

第3章 なぜ、日銀は道を誤ったのか?

 反面教師から何をどう学ぶか(黒田日銀総裁のこと)

 屋上屋を架す「異次元緩和」

 「量的緩和」の異次元性(日銀の長期国債の保有残高が年間約50兆円のペースで増えた)

 「質的緩和」の異次元性(イールドカーブ全体の金利低下を促すとの意味)

 ホワイト日銀とブラック日銀の違い

 財政ファイナンスじゃありません(実はそうなんじゃないかと疑わせる言葉)

 お化け屋敷化する屋上屋の館

 やっぱり財政ファイナンスじゃないの?

 ダメージ・コントロール付き出口封じ

 たいらばやしかひらりんか

第4章 日本経済が「完全崩壊」する前に

 二つの市場と一つの仕組みが支える経済のバイタルズ

 二つの市場の死の海化(現状を価格に反映させぬことで、債券市場と株式市場が共に死ぬ)

 ブラック日銀はテーパリングしない

 ブラック日銀の株式市場愛

 「PMO」に乗り出すブラック日銀

 株価操作は何のため?

 心臓しか動かない循環器体系

 アホノミクスの部品と化す隷属の金融政策(品の無いたとえ言葉は、読者として愉快なものではないが、)

 隷属の子会社は適温経済に辿り着けない

おわりに:(通貨を膨張させるというやり方は、へたくそな国家経営者がいの一番に飛びつく万能薬だ。その次に彼らが飛びつくのが戦争である。この両者は、いずれも、つかの間の繁栄をもたらす。そして、永遠の崩壊につながる。アーネスト・ヘミングウェイ)

Categorised in: 社会・経済