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2019年3月3日

10513:お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書):印象記

本日、本屋さんの店先で売られている本を眺めると、此の所これと言って新しくて面白そうなものは無い印象です。この本は、その中ではベストセラーを獲得した本です。下に引用するこの本の書評を書いた人が、彼の稼ぎ出した金額は10年で4200%と書くべきところで、2400%と間違うくらいけた外れな経済的成功を収めた人です。

印象を込めたこの本の概要:

(清澤注:いかに各章の印象的記載を抽出する。)
序章 風はアジアから吹いている――ただし、その風には「強弱」がある:ロジャースは、投資を成功させるには歴史に学べと言う。現在、世界の負債は西洋に、資産は東洋に有る。
第1章 大いなる可能性を秘めた日本:外国人移民をゆっくり入れよという。好景気はうわべだけ。彼はベネズエラとジンバブエに期待するというが、其処迄くれば最早常識の内ではない。日本に投資するなら、観光、農業、教育という記事(リンク)の出どころは此処。

第2章 朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる:これは時節に尤もマッチした議論。南北の統一が進めば、韓国経済が抱える問題はすべて解決するともいう。その時、韓国財閥は、良くも悪くもキープレイヤーとなるだろうと。投資先は観光、物流、鉱業、電力、コンピュータ。


第3章 中国――世界の覇権国に最も近い国:中国は毎年、米国の10倍、日本の15倍のエンジニアを輩出している。中国は「先賞試、後管制」。中国に投資するなら、環境ビジネス、インフラ、ヘルス産業。チャイナリスクは:下がる出生率、広がる格差、急増する借金。歴史的にみて、世界で唯一の「安全な投資先は米国。10年間、米ドルは上がり続ける。」

第4章 アジアを取り囲む大国たち――アメリカ・ロシア・インド:

アメリカで上がっているのはFAAANGのみ。2020年までに米国の上昇トレンドは終焉する。その時、トランプは、中国、日本、韓国の所為にする。1920年米国関税法が大恐慌を呼んだ。インドは未だ。ロシアは狙い目。

第5章 大変化の波に乗り遅れるな:人のアドバイスには耳を傾けるな。学歴と成功は無関係。頭を使って、正しく投資すれば、金が金を呼んでくれる。世界で起こるすべてのことが、最終的にあなたの人生に影響する。成功する人は決してあきらめない。「誰も目を付けていないものををすぐさま買え。」失敗はリサーチの不足。投資家に必要な事は、ほとんどの場合何もしないこと。確実に勝機が見いだせるまでは何もしてはいけない。儲けの直後は一番失敗しやすいとき。通貨の混乱やインフレから身を守るにはリアルアセット(実物資産:株、金銀、切手でも可)を持つしかない。


第6章 未来のお金と経済の形:フィンテックで世界経済は激変する。キャッシュレスを推進する政府の思惑を警戒せよ。2010年代後半は「AIとブロックチェーンの時代」である。

終わりに:思い込みから自分を解き放て。変化はおそれるものではなく楽しむもの。

◎アマゾンの紹介引用:

アマゾンの書評に曰く:【発売2週間で10万部突破! プレジデント、日経ヴェリタス、産経新聞、Forbes JAPAN…など各紙で話題の1冊】

ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称されるジム・ロジャーズ。ソロスと設立した「クォンタム・ファンド」は、10年で2400パーセントという驚異のリターンを叩き出し、伝説となった。


本書は、そんな「投資の神さま」ジム・ロジャーズが、日本の読者に向けて特別に語り下ろした1冊である。

伝説の投資家の目に、日本と東アジア経済の未来はどう映るのか。じつは、本書の取材を敢行した2018年夏の時点で、ロジャーズは「日米マーケットの好景気はうわべだけ。近いうちに破綻が訪れる」と断言していた。

2018年12月末に、その予言はある意味現実となった。「リーマンショック級」の株安が日米のマーケットを襲ったのだ。その後も市場の不安定さは続き、世界経済の減速が懸念されている。(清澤注:12月の暴落は思うほどお菊は無く、第2幕がどうなるかといった状況)

ロジャーズはほかにも、リーマンショック、中国の台頭、トランプ当選、北朝鮮開国に至るまで、これまで数多くの「予言」を的中させてきた
名門イエール大学、オックスフォード大学で歴史学を修めたロジャーズは、「私の投資の背骨には歴史がある」と述べる。歴史から大きな「お金の流れ」を掴むことで、数々の予測を的中させてきたというのだ。このあと、お金の流れはどう動くのか?本書では、世界史を参照しつつ、短期・長期両方の視点から、日中韓の将来を鮮やかに論じる。


日本再興への道、朝鮮半島に訪れる刺激的で劇的な未来、中国のアキレス腱……「アジアの玄関口」シンガポールから世界を見つめる投資家の慧眼に映る、驚愕の未来予測。

Categorised in: 社会・経済