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2019年2月24日

10494:絶対菜食の「ビーガン」は単なる流行では終わらない;記事紹介

眼科医清澤のコメント:ビーガンVEGANというのは「動物と地球と次世代の為の菜食」という思考です。米国人の友人と食事することが有り、そのような発想が広まっていると聞きました。ベジタリアンは体の健康に、ビーガンは心の健康にウェイトを置いていて、ベジタリアンから徐々にビーガンになる人が多いそうです。仏教起源の殺生を忌避する日本の精進料理にも通ずる発想です。

  ――記事の概要――

最新の食品トレンド「ビーガン(絶対菜食主義者)」 は、単なる流行では終わらない。

(図vegan)ルーブル美術館前、ビーガニズムを訴える動物愛護団体関係者(2019年 ロイター/Benoit Tessier)

気候変動や動物処遇への懸念から、また健康な食生活への関心から、ビーガニズムを選ぶ消費者が増えている。2000年代初めの低炭水化物ダイエット流行と同様に、企業は消費者の好みについて行こうとしている。動物性食品を断つ動きは、一過性ではなさそうだ。

ビーガニズムは少数の熱心な人の嗜好だったものが主流になった。大企業も対応に乗り出す。マクドナルドがベジタリアン向け「ハッピーミール」を追加し、ユニリーバは植物性肉などを販売する会社を買収した。消費者も敏感に反応し、英ベーカリーチェーンのグレッグスはビーガン向け「ソーセージロール」を発売しソーシャルメディアの話題を集めた。

投資の世界は、過去にも似た変化を経験した。2000年代初め、炭水化物を減らして肉や卵などのたんぱく質を多くとる「アトキンスダイエット」が流行。酒造メーカーは低糖質ビールを開発し、ダイエット食品会社の売り上げが減った。だが熱狂は次第に落ち着いた。

だが、ビーガニズムには継続する勢いがあるように見える。 ビーガニズムは、体重を落とすことよりも、動物を殺さず、温暖化ガスを出す畜産法を避ける「倫理的なライフスタイル」を実践することが主眼。

卵や乳製品なども口にしない完全菜食であるビーガンや、肉や魚を食べないベジタリアン、さらに時には肉も食べるフレクシタリアン(柔軟な菜食主義)は、比較的若くて金銭的余裕がある都市部の住民の間で人気がある。

トレンドの先端を走るのは英国とドイツだが、肉食の主要国も追い上げる。米国人の39%がより多くの肉の代替品を取り入れた。フランスでは昨年、ベジタリアン製品売上げが24%増加した。今後も2021年まで、毎年17%ずつ成長する見通し。 英国では、ビーガン製品の棚は拡大しているが、全体の売り上げへの貢献度は小さく、世界的にも、動物性食品の消費はまだ増加するとみられる。 だが、ビーガン製品に特化した会社は追い風を受ける見込み。

ビーガンは、食事で豆製バーガーを食べるたびに世界を救う手助けをしていると言うことができる。そんな宣言は、過去に流行した食べ物にはできない芸当だった。

(Aimee Donnellan、Peter Thal Larsen)「Reuters Breakingviews」

Categorised in: 社会・経済