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2018年8月22日

10078:「Twitterのメタデータがあれば、個人を正確に特定できる」

WIREDによれば、「Twitterのメタデータがあれば、個人を正確に特定できる」という研究結果が発表されたという。2018.08.19 SUN 16:00

清澤のコメント:例えばネットに投稿される自撮り写真には、あえて投降者が消さなければその写真の撮られた場所の緯度や経度が添付されているという。それを見ればどの地区の住民かが分かるというのは高校生の常識です。通常、ツイッターを書く人は其処まで自分の足跡を消そうとはしていないでしょう。しかし、政府や大手IT企業は其処までが個人を特定できているというお話のようです。一度何かをネットで調べると、商品やサービスの広告が限りなく送られてくることも日常経験するところです。

注:メタデータとは。データについての情報。あるデータそのものではなく、そのデータを表す属性や関連する情報を記述したデータのこと。データを効率的に管理したり検索したりするためには、メタデータの適切な付与と維持が重要となる。文書や画像、音声、動画など多くのファイルでは、ファイルの先頭などにメタデータを格納する領域が用意されており、あらかじめ決められた形式で、データと一緒にメタデータを保管できるようになっている。

――本文要旨――

Twitterのメタデータを分析することで、非常に高い精度で個人を特定できることが、英研究チームの論文によって明らかになった。機械学習を用いてツイートやメタデータを分析することで、10,000人のTwitterユーザーの身元を96.7パーセントの精度で特定できたという。TEXT BY CHRIS STOKEL-WALKER

 

◎メタデータは、いたるところに存在している。あらゆるツイート、撮影されたすべての写真、Facebookに投稿される近況報告などだ。これらに含まれるメタデータは、身元や所在地を隠そうとする人を見つけ出すために、警察や軍隊に使われる。

実際、Twitterのメタデータが非常に正確な身元確認に使えることが、新しい論文で明らかになった。あなたは自分のツイートの匿名が守られると思っているかもしれないが、実はツイートした本人の身元を非常に正確に特定できることが判明したのだ。必要なことは、ただメタデータを見るだけである。

論文は、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンと、ビッグデータの専門機関である英アラン・チューリング研究所の研究チームが発表した。科学者はツイートに関連づけられたメタデータを使用し、10,000人のTwitterユーザーの身元を96.7パーセントの精度で特定した。メタデータを60パーセントまで不明瞭にしたときでさえ、95パーセント以上の精度で1人の人間をピンポイントで識別できたのだ。

 Twitterには144種のメタデータが保存されていて、それらはAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を通じて外部からアクセスできるのだ。メタデータには、アカウントがつくられた時間、ツイートが投稿された時間、お気に入りやフォロワー、フォローの数が含まれる。

 一連の状況は、EUで今年5月下旬に施行された一般データ保護規則(GDPR)によって改善する可能性が高いというのが救いではあるかもしれません

Categorised in: 社会・経済