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2018年7月7日

9990: 薬局の減収減益、百発百中!薬局経営者奮戦記~社長はつらいよ 記事紹介

thumb_556869_ndi_2018_8sc薬局経営者奮戦記~社長はつらいよ   減収減益、百発百中!

2018/7/5(http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/syacho/201807/556869.html?myselect=20180706)からの抜粋です。

清澤のコメント:ビジョンが感じられない、その会社の社長には業界に対する夢や愛がない、クリニック門前の小さな薬局ばかりが集まっている、キラリと光る社員がいない……など」そんな薬局チェーン会社は減収減益で先がないという話。この話は薬局チェーンだが、中小病院も同じだという。多分、開業医も同じことだろう。
逆を言うならば、「ビジョンの感じられる」、「業界に対する夢や愛がある」、「きらりと光る社員がいる」薬局。あるいは「専門性を打ち出し」、「強みがはっきり見える」診療機関。そうでなければ、生き残ることはできないのだろう。
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イラスト:ソリマチアキラ 

うちの会社にもM&A会社の営業マンがときどきやって来る。持ち込まれた資料には大手資本が入った薬局チェーンと独立系の薬局チェーンの企業名が、地域ごとに、年商で色分けされて列記されていた。

 

その資料を前に、彼は「どれでも買収できるとしたら、社長はどの会社なら買いますか?」と聞いてきた。

 

資料に記載されていた近畿圏の独立系チェーンは 25社。ほとんどの経営者の顔は思い浮かぶし、多くは何らかの付き合いがある。

 

反対に、たとえ資金があったとしても買わないと思う薬局はハッキリしていた。ボクがバツを付けたのは7社。直観的に「要らない」と思ったまでだが、営業マンにその理由を聞かれて、「カッコよくないから」と答えた。

 

それで営業マンが帰った後に老眼鏡を取り出し、よくよく見たら、それは年商と決算データだった。そして、ボクがバツを付けた会社はなんと、全て減収減益だった。25社の中で減収減益だった 9社のうち、7社をボクは当ててしまった。かなりの確率だ。

 

直観的とはいえ、そこにはボクなりの基準がある。―――ビジョンが感じられない、その会社の社長には業界に対する夢や愛がない、クリニック門前の小さな薬局ばかりが集まっている、キラリと光る社員がいない……などといった理由だ。

 

ふと、「この感覚、以前にもあったな」と思い至った。

 

ボクが製薬会社のMRだった当時、多くの病院が潰れていったが、MR仲間とよく「A病院はダメだ」「B病院は生き残りそうだ」と話していた。病床が100床未満の病院は、総じて経営が厳しいが、その中でも専門性を打ち出すなど、強みがはっきり見える病院は規模が小さくても生き残った。そういう病院の院長はカッコよく、院内には活気があった。

 

薬局も同じだ。今、経営的に最も厳しいのは中小チェーンだが、その中でキラリと光るカッコいい薬局は生き残れるのではないだろうか。

 

このご時世、あちこちで売り買いの話がなされているはずだ。どこかの社長にバツを出されているかもと思いながら、ツラい気持ちで老眼鏡を外し、机にしまい込んだ。 (長作屋)

Categorised in: 社会・経済