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2018年5月31日

9900:日本医科大6.6億円申告漏れ=公益収入一部認めず-東京国税局:記事紹介

top_mainvisual_bg9900:日本医科大6.6億円申告漏れ=公益収入一部認めず-東京国税局

学校法人日本医科大学(東京都文京区)が東京国税局の税務調査で、2017年3月期までの7年間に計約6億6000万円の申告漏れを指摘されていたことが10日、関係者への取材で分かった。すでに修正申告を済ませたとみられる。
関係者によると、申告漏れの多くは、公益事業として申告した収入の一部について、課税対象となる収益事業と認定された。(2018/02/10-16:54

 

清澤のコメント:この発信は最近ではありませんが、諸大学医学部に対する税務担当部署からの調査が広まると、赤字体質の大学には一層の負担増になる恐れがありましょう。最近の大学医学部の収支、特に首都圏の単科大学では一般的にそれほど良い経営とは聞いておりません。

 

日本医科大学はその年度の収支をネットに公開していました。どの部分にクレームがついたのかは不明です。


『〇教育活動収支 (収入の部)  学生生徒等納付金    日本医科大学、日本獣医生命科学大学、看護専門学校の授業料、入学金、教育充実 費等の金額で 65 億円となりました。 

 寄付金 施設設備寄付金以外の寄付金で、6億8千万円となりました。主に企業等から講座、 教室等に対する教育研究にかかる寄付金です。    

 補助金    施設設備補助金以外の補助金で、経常費等補助金および地方公共団体等から法人全 体で41億1千万円の補助金を受けました。

 

〇付属事業収入    付属事業収入は、日本獣医生命科学大学の動物医療センターとワクチン療法研究施設で行われている丸山ワクチンによる収入が主であり、6億2千万円となりました。

 

〇受託事業収入   受託事業収入は、受託検査・受託指導・受託研究・治験・受託事業等の収入であり、 15億8千万円で予算比2億4千万円の増収となりました。

 

〇医療収入    4病院(付属病院、武蔵小杉病院、多摩永山病院、千葉北総病院)、クリニック(腎クリニック、呼吸ケアクリニック、成田国際空港クリニック)、健診医療センターを合わせ、747億8千万円で予算比では約5億円の減収となりました』

:としています。

 

非営利型法人における収益事業の範囲については解説記事がありました。https://www.onoyama-cpa.com/column/taxaccounting/751/

NPO法人などにおいても、会計においてはそのあたりへの注意は必要そうです。


20180525135157◎亡くなった父は晩年に郷里の町の比較的大きな神社の氏子会で会計係を務めていました。そのため、節分や新年など神社に正装して出掛けていました。神社でも市に土地を譲渡したりすると数億単位のお金が動き、それで建築工事をしたりもしたようです。会議後の自宅での家族との会話で、宗教関連の収入は課税対象ではないが、駐車場収入などは営利事業とみなされるので、それ相当の処理にしなくてはいけないのだと話していたのを思い出しました。

Categorised in: 社会・経済