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2018年5月9日

9837:武田、7兆円買収を正式提案 欧シャイアーと合意へ ;記事紹介

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武田、7兆円買収を正式提案 欧シャイアーと合意へ
株主の同意焦点に

2018/5/7 23:02
日本経済新聞 電子版から 抜粋
清澤のコメント:企業の先を見据えた英断で、大慶至極と言いたいところですが、(東芝の時の様な)隠れた負債などの重要事項における瑕疵はないのでしょうね?相手は武田と同規模です。日本企業が国際企業になるにあたって、会社統合後の社内統制の体制は大丈夫なのでしょうか?何よりもこの表が事の重大さを表しています。国内の巨人でも世界では10位にも入らないとは従来の武田を含む日本製薬業界への揶揄ではありました。今回の提案は、国際コングロマリットであるメルク、ジョンソンと並ぼうという相当な背伸びですね。私たち眼科医にって直接接触するのはグループ会社の千寿製薬の方々です。現場の地道な販売拡充への努力とは全く異次元で、危険も伴うMAにも感じられます。
ーー記事抜粋ーー

武田薬品工業は8日、アイルランドの製薬大手シャイアーに対して正式に買収提案する。シャイアーは同日開く取締役会で提案に対する諾否を決議する。両経営陣は買収金額ですでに折り合っており、合意する可能性が高い。買収総額は7兆円規模で、日本企業のM&A(合併・買収)としては過去最大となる。買収の成立には両社の株主の同意が必要になる。

 

8日にも両社が発表する。買収が実現すれば売上高の合算は3兆円を超え、世界トップ10に入る巨大製薬会社が誕生する。武田は7日に取締役会を開き、提案内容について了承を得た。両社の経営陣は総額460億ポンド(約6兆8000億円)の買収金額で一致しており、金額以外の諸条件を詰めているもようだ。ーーー武田はシャイアーが強みを持つ希少疾患領域の医薬品事業を取得することで、研究開発力の強化と収益力の改善を狙う。ーーー

買収成立にはシャイアーが株主総会で75%の賛成を得ることが前提になる。武田も時価総額と同程度の新株を発行することになるため、株主総会で承認を求めるとみられる。買収条件に対する武田とシャイアーの株主の判断が最大の焦点となる。

世界の製薬会社の売上高はトップがスイスのロシュで543億ドル(5兆9600億円)、米ファイザー(5兆6300億円)、スイス・ノバルティス(5兆3000億円)などが続く。武田の売上高は1兆7000億円で世界18位。シャイアーの売上高は約1兆6000億円で19位。買収が成立すれば、米ギリアド・サイエンシズ(2兆7000億円)を抜き、世界9位に躍り出る。


Categorised in: 社会・経済