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2018年4月24日

9799:麻疹流行の恐れ!!予防接種、ゴールデンウイークの前に必ず受けましょう!

9799:麻疹流行の恐れ!!予防接種、ゴールデンウイークの前に必ず受けましょう! update2018/4/23 16:21

清澤のコメント:
〇台湾から入った麻疹が国内でパンデミックを起こしつつあるそうです。空気感染もするので、それに対する対応が眼科医院でも必要です。
〇眼科に結膜炎として麻疹罹患者が受診することもあります。当ブログ旧記事にリンク⇒
https://www.kiyosawa.or.jp/archives/50780027.html
〇職員を守るためには、すべての職員の抗体検査を行い、麻疹抗体の低い者にはワクチンの投与が勧められているようです。40歳以上の多くは罹患歴があり、25歳以下では2度ワクチンが投与されているため抗体値が高いことが多いそうです。その間の年齢層が危険という事です。
infographic-consider-measles米国政府機関CDCの麻疹啓発ポスター

症状に結膜炎も含まれている。

   --記事の概要---

海外からの観光客から沖縄へ持ち込まれた麻疹(はしか)が、全国に広がろうとしている。報道でも客室乗務員が麻疹を発症した事で大きな問題になっている。感染者と同じ車内・機内にいた人に受診を呼び掛け、診察前には必ず医療機関に電話で連絡してから受診するようにとしている。

 

今再び麻疹が広がりを見せ始めている背景には、ワクチン接種後の免疫の低下や、1回のみの接種で免疫を獲得できなかった人がいるという事、サービス業などで人と接する機会が多い人には特にワクチン接種の必要性が高いハズなのにそれがあまり認識されていない事も背景にある。

 

感染者と同じ空間にいるだけでも空気を介して感染する「空気感染」するほど感染力の高い麻疹。起こった事をこれ以上広げないようにする為に必要な事。

 

■麻疹の症状

麻疹は感染成立後約10日間の潜伏期間を経て症状が出現する。咳や鼻水などといった風邪の症状が23日続いた後に、39℃台の高熱と全身の発疹(赤いブツブツ)が出現する。――

 

■麻疹の免疫と妊婦

特に妊婦に感染した場合は妊娠時ではない状態の時よりも合併症になる率や重症化する率が高くなり、胎児への影響も強く出やすくなる。

通常は1歳からMRワクチンの接種を始めているが、流行地帯となっている沖縄県の一部市町村では生後6か月からワクチンを受けられるように助成を始めている。

妊娠中のワクチン接種は胎児にも影響を与える可能性が高いのでだめ。――

 

■非常に強い感染力の麻疹の治療と予防

麻疹を発症してしまったら対症療法でしか治療に当たる事ができない。抗菌剤は麻疹ウイルスには効果はなく、症状が治まるまで悪化させない治療を続ける形。

機密性の高い空間では強い感染力を発揮し、マスクをしていても感染する事がある。

ワクチンを接種しておくことで予防する事ができる。感染者ともし接触してしまった場合、免疫がない人は接触後72時間以内にワクチンの接種を受ける事で発症を予防する事ができる可能性がある。麻疹・風疹ワクチンを接種した記憶がない人・母子手帳に記録がない人はMRワクチンを接種しておくことで感染を防ぐ事ができる。

■免疫があるかどうか不安な人は、まず医療機関に相談

MRワクチンはあらかじめ接種しておくことで麻疹にかかりにくくなる。行楽の時季、たくさんの人が公共交通機関を利用して移動するが、ワクチンを接種していれば発症を防ぐ事ができる。

 

かかったことがある人がワクチン接種をしても副反応は増強しない。かかったかどうか不明な人、ワクチン接種歴が不明な人は一度医療機関で相談の上、ワクチン接種を考えよ。乳児や妊婦は、人混みや公共交通機関を避けよう。

 

<参考>

麻しんについて|厚生労働省

麻疹対応についての医療従事者向けQ&A(2018413日版)|沖縄県医師会(PDF)

 

 

 

(出典:おたくま経済新聞 梓川みいな / 正看護師 http://otakei.otakuma.net/archives/2018042306.html を抄出)


Categorised in: 社会・経済