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2018年4月14日

9769:アニメ大国ニッポンは介護もロボットで 高齢化する世界をリード

アニメ大国ニッポンは介護もロボットで 高齢化する世界をリード

2018330日(金)1354分 (記事を抄出)

眼科医清澤のコメント;まだ眼科医療にはそれほどロボットが進出している気配はありませんが、ニューズウィークの記事によれば介護の世界ではそれが既に始まっていて、産業としても期待されているという事のようです。然しその普及には普及にはコストと操作習得の3つの阻害要因があります。

--記事抄出https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/post-9857.php-ー
reuters20180330194629-thumb-720xauto日本の介護現場には、最先端のロボットが続々と登場し、様々な介護ニーズに応えている。日本では、介護人材の不足もあり、いずれ数千億円規模の介護ロボット市場が誕生する。しかし、ロボットの普及は進んでいない。

ロボット介護の最先端現場、高齢者も受け入れ

アザラシ型ロボット「パロ」、人型ロボット「ペッパー」、歩行支援ロボット「Tree」。

ロボットによる高齢者の介護は、欧米では抵抗感があり、介護は人の手で、という考え方が根強い。日本では人気アニメなどで描かれることも多く、受け入れられやすい。

サイバーダインのロボットスーツ 「HAL」は持ち上げる力を増強する。パナソニックの開発したベッド「リショーネPLUS」はベッドがそのまま車いすとなる。リーフは歩行支援機「Tree」を開発。

普及にはコストと操作習得の壁

2025年に介護人材38万人分の不足をロボットで補おうと、政府も補助金を拡大。経済産業省では「ロボット介護機器開発・標準化事業」として47億円の補助金を投入。厚生労働省でも「介護ロボット等導入支援事業」として15年度52億円を5000介護施設に支給した。しかし、いくつかの課題が未解消。

第1は費用面のハードル。

アザラシ型ロボット「パロ」の開発には10年以上を費やし、20億円の補助金を投入した。価格は1台40万円。パナソニックの介護ベッド「リショーネ」は90万円、パワードスーツ「HAL」は月々のレンタル料が10万円。 介護施設では自治体の補助金を利用し、個人場合は介護保険を利用する。

第2、ロボット導入後も介護職員の負担や労働時間は削減されない。

介護ロボット導入の理由;「雇用環境を改善したい」。職員負担を回避し、安全性を高める目的を強調。結果的に職員の安心感につながり、入居者も十分なケアを受けていると感じることがてきる

第3、介護職員にとってロボット操作が負担。人型ロボット「ペッパー」の場合、既に500介護施設に導入され、ゲームや体操、初歩的な会話を行う。しかし介護職員にとってその操作が難しいと感じるケースがある。

高齢化がロボット需要増大をもたらす日

日本にとって、介護ロボットの普及を図ることが喫緊の課題。外国人の介護人材受け入れ拡大を図ろうにも、今のところ遅々として進んでない。

入国管理法改正;外国人が介護業務に従事するための在留資格を設ける介護ビサを創設したが、取った外国人は18人だけ。

政府には、国内介護ロボット普及に加え、海外輸出することで成長産業として育成する狙いがある。ドイツ、中国、イタリアなど日本と同様の人口問題を抱える国へは日本製介護ロボットの輸出も始まった。

世界の介護ロボット市場は20億円強に過ぎない。しかも供給側は殆ど日本製。日本での市場規模は今後急拡大する見通し。市場規模は日本の人口の3分の1が65歳以上となる2035年までに、4000億円に膨らむ見通し。

(マルコム・フォスター 翻訳:中川泉 編集:石田仁志)

[東京 30日 ロイター]


Categorised in: 社会・経済