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2018年3月24日

9714:金融排除

41MgKFpMqZL金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実 橋本卓典 著 幻冬舎新書

 

清澤のコメント:銀行の方とお話をすると、今の地方銀行では利鞘は少なく、有利な資金の運用先も多くは無くて苦労をしているようです。この本によれば、バブル崩壊で懲りた銀行などの金融機関が特定の企業を捉えて融資を止めることを金融排除と呼ぶ様です。しかし、銀行一行がそれを行えば、その信用情報は各行に共有され、当該企業の存続は間もなく破綻します。最初に示された、いくつかの破綻を免れた複数の事例を見せられると、零細企業の経営者である私を恐怖が襲います。取引先の不測の事態なども想定して、その様な評価を回避する用意が常に経営者には要求されています。夢を抱き、融資を受けて行う事業拡大も、身の丈(許容される危険度)を知って展開しないと、企業は破綻しがちなのだろうと思いました。

この本を書店で見かけて購入しました。これから起業する方にはお勧めしたい著作です。

この本の結論は、このような企業側ではなくて、いかにして日本の小さな金融機関を存続させるか?という事に向かっています。

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アマゾンの書評:「貸出先がない」「銀行の数が多すぎる」という銀行の常識は正しいのか。「十分な担保・保証がある企業以外には貸し出しをしない」という「金融排除」を銀行自らが疑いもしないのはなぜか。特に人口減少の激しい地域で、この問題を放置すれば、地方の衰退を招くだけでなく、金融機関の自滅にも繋がりかねない。そこで金融庁は、排除の克服を求め「未来の健全性」を重視した銀行検査に着手。本書では「金融排除」の実態を明らかにしつつ、革新的なビジネスモデルで実績を上げ始めた金融機関の事例も紹介。「銀行消滅」に怯える前に、地方金融が活性化する方策はいくらでもある!


Categorised in: 社会・経済