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2018年3月14日

9688:医療 豊富な医師と設備で高齢者社会のモデルに:記事紹介

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医療 豊富な医師と設備で高齢者社会のモデルに

(都心に住む by SUUMO 不動産、交通、教育、医療、食:世界と比較“東京”の価値)

1、行政の医療サービス

費用負担が軽い上に医療レベルが高い日本

 

医療システムの充実度について、PwCアドバイザリーの石井氏は言う。

「国民皆保険制度が整備されている点 などから、日本の医療制度は2000 年に、WHO(世界保健機関)から世界一と評価されています。高齢者人口の多い東京は、医療・製薬関連企業にとって魅力的な市場でもあり、世界から先端の技術や情報が集まります。結果としてさらに医療が発達し、長寿命化に寄与するという好循環が生み出されているといえるかもしれません」

 

政府の2018年度の予算編成では、高齢者向けの社会保障費が抑制される気配だが、それでも世界の他都市に対する東京の優位性は当面続きそうだ。多摩大学の真野氏も、医療面における日本のアドバンテージは大きいと言う。

「高度医療ではアメリカの後塵を拝していますが、国民皆保険制度を導入していないアメリカの場合、だれもが等しく高度な医療を受けられるわけではありません。救急搬送時のコスト(右下)でも、その傾向を見て取れます」また、都心部は医療関係の行政サービスも充実している。下表にまとめたので参考にしていただきたい。

 

〇医療システムの充実度:

 一位東京29点、2位上海22点、3位ベルリン19点、4位ロンドン18点、5位ニューヨーク13点。

 

〇救急搬送時の費用:

 一位東京、ロンドン無料、3位上海5ドル、4位ベルリン301ドル、5位ニューヨーク515ドル。

 

2,医師・医療設備

医師数や対応はトップクラス医療機器も充実している

医師の多さでは、東京は5都市中2位だが、比例して、病院やクリニックの数も多い。また、CTやMRIの数では、日本が群を抜いてトップだ。

 

「医師や看護師の対応が手厚い点も、 日本や東京の優位性です。CTや MRIについては、欧米では医療費の高騰を避けるために数や使用頻度を抑えているという側面もありますが、東京では街なかのクリニックでも設置しているところが多い。患者さんにとっては心強いですね」(多摩大学・真野氏)

八重洲一丁目東地区や虎ノ門二丁目地区で進行中の再開発では、新たな医療施設の設置や既存病院の建て替えが 織り込まれている点にも注目したい。

「厚労省は、外国人が安心して日本の医療を受けられる体制を構築するため、JMIPという認証制度を導入してい ます。既に中国などからは、先進医療受診のために来日する医療ツーリズム客も増えていますが、こうした医療施設が増えれば、東京の競争力はさらに上がるでしょう」(前出・真野氏)

 

〇人口100万人当たりの医師数:

 一位ベルリン4061人、2位東京3588人、3位ロンドン3500人、4位ニューヨーク2794人、5位上海2613人。

〇人口100万人当たりのCT・MRI数:

 一位日本158.86台、2位アメリカ78.58台、3位ドイツ68.72台、4位イギリス16.69台。

3.高齢化対策

平均寿命も健康寿命も上位地域包括ケア確立が課題

2016年の日本人の平均寿命は、 男女とも香港に次いで世界2位。これに比例して、心身ともに自立し、健康に暮らせる期間を意味する健康寿命についても、左のグラフのように5カ国中トップになっている。

 

「 世界でもトップクラスの長寿大国なので、高齢化対策でも日本は先駆け的な取り組みに乗り出しています。例えば日本は世界で二番目に介護保険制度を導入しましたが、先陣を切ったドイツより健康状態のいい高齢者も保険適用範囲に入っています。受給資格者の 制限もドイツより少なく、制度としてより優れていると世界の有識者からも評価されています」(多摩大学・真野氏)

 

特別養護老人ホームなどと比べ、要介護度の低い高齢者でも入りやすいサービス付き高齢者住宅も増加中で、提供されるサービスの多様化も進んできている。ただし、施設数より需要のほうが多いのが実情だ。

 

「今後は、住まい・医療・介護・生活支援といった高齢者へのケアを自治体が担う、地域包括ケアシステムの確立が課題になるでしょう(前出・ 真野氏)

 

平均寿命の長さ

 一位日本74.9歳、2位イギリス71.4歳、3位ドイツ71.3歳、4位アメリカ69.1歳、5位中国68.5歳

 

 清澤のコメント:
 大学の秋の同級会を関東地方で開こうということになり、旧友のK君がメールを出しました。
 曰く:

 「本日まで多くの方から、秋の総会に関するご連絡を頂きました。

  日本人男性の平均寿命/健康寿命/平均寝たきり期間 を示します。

 

  国名 、平均寿命、健康寿命、平均寝たきり期間

  日本(男性)79.6歳 、70.4歳 、9.2年

  平均寿命は世界1位ですが、健康寿命に関しては、実は欧米諸国と大差ないかむしろ劣っています。
  因みに寝たきり期間はダントツで1位です。
  つまり、私たちが元気に活動できる期間は、あと5年あるかないかです。
  5年後に元気で再会できるという保証はどこにもありません。
  無理にとは申しませんが、出来るだけ多くの方にご参加頂ければ、と考えます。」

Categorised in: 社会・経済