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2017年12月17日

9440:盲目の女性、パスポート発給を拒否される。なんと「斜視」が理由。(英)

眼科医清澤のコメント:今のイギリスでもこんな事が起きてしまうのですね。行政の担当者の間での連絡が不十分だったのでしょう。
さて、先日、免許の書き換えに行ったとき、自分で持ち込んだ写真を免許証に使う特例がある旨の掲示がありました。それは申告しなかったのですが、当日の私は髪の毛もぼさぼさで、これから5年この写真と付き合わされるのか?と思ったら少しがっかりしました。

  
   ーー記事ーー
本人の努力で解決することができない「斜視」という目の悩みを抱えた人がいる。イギリスでこのほど、視線がカメラに向かって集中されないといった理由から女性がパスポートを発給されず、波紋を広げているもようだ。

この画像は英メディア『telegraph.co.uk』が伝えているその記事のスクリーンショット。盲目だというリヴァプール在住のアレクサンドラ・カーターさん(25)は、瞳を一方向に集中することが難しい外斜視だという。だがそれが理由でパスポートを入手できないとはあまりにも残酷な話。斜視で悩んでいる人は多く、「大変な差別だ」と強い憤りを示しているもようだ。

昨年10月、約1週間の休暇を幼馴染とともに西地中海バレアレス諸島のひとつ、マヨルカ島のサンタポンサで過ごすことを楽しみに、パスポートの申請を行ったカーターさん。しかし地域を管轄するリヴァプールのパスポート発給センターから届いた手紙は「正しい方向を見ている写真を撮影できないため、申請は却下されました」というものであった。彼女は「幼い頃から眼振もあり、この目は私が自在に操れるものではありません。申請書にはもっとしっかりと自分の障がいについて申告をしておきたかったのに、電話で尋ねても“必要ない”と言われました」と悔しさをにじませる。

目について医師からの診断証明書を提出することで、パスポートが発給されるチャンスはあるという彼らの説明にも、うんざりしたというカーターさん。その後、パスポートセンターの総監督にあたる内務省の担当者から「発給します」という通知が送られてきたが、彼女は「この問題は外見に悩みを抱えている人々に対する差別です」と強い憤りを示す。彼女は人の助けを受けず独りで暮らしており、目のせいで周囲に迷惑をかけることを嫌ってきた。まさかの役所からひどい仕打ちを受けるとは思わなかったとしている。

※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。

Categorised in: 社会・経済