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2017年6月29日

8979:小林麻央さん死の真相【海老蔵の過ち?】 :記事紹介

小林麻央さん死の真相【海老蔵の過ち?】 2017/06/29                                                         
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「海老蔵」は三度過ちを犯した!
「小林麻央」の命を奪った忌わしき「民間療法」

乳がんとの2年8カ月の闘いの末、天に召された小林麻央さん(享年34)。その中で夫・市川海老蔵(39)は三度に亘って過ちを犯していたという。病院での再検査を急ぎ、標準治療を受け入れ、命を奪うことになる忌まわしき「民間療法」を拒絶すべきだった――。(http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/)

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清澤のコメント:なんともショッキングな電車の中吊広告でした。記事の詳細は原文をご覧ください。どうもその要点は次のようなことのようです。
1、怪しいと言われたら、迅速に確定診断を受けるべきである。
2、診断されたら、基本的な標準療法に従った治療を受け入れるべきである。
3、決して似非医学の民間療法になぞに向かってはいけない。

ごもっともではあるのですけれど、それは難しいことです。私も初期に行われれば助かったであろう脳外科手術を避けようとしたばかりに、視力ばかりか命までを失うことになった様な例を見ることもありました。記事の中にある「医師と患者のコミニュケーション」という言葉、医師にも患者にも、それは言うは易く行うは難しです。医師と患者における情報の非対称性もよく指摘されます。ですから、医師は患者とその家族に対して正しいと思うものを誠心誠意説かねばなりません。
医療においては、患者自身のリスク負担なしに患者の好き嫌いで選べる選択肢は実はさほど多くはないのかもしれません。
医学の各分野では「科学的根拠に基づく」(evidence based)という形容詞を冠した治療ガイドラインというものが作られています。乳がんであれば、乳癌診療ガイドラインがあり、「薬物療法」「外科療法」「放射線療法」「疫学・予防」「検診・画像診断」「病理診断」について最新エビデンスに基づき解説し、推奨・エビデンスグレ-ドが明示されています。また、推奨グレードを判断する根拠もわかりやすく示しています:との事です。現在提唱されている各分野の標準的治療のガイドラインは、多くの人々の血と涙の結晶です。皆様、どうかこのガイドラインを無駄になさらないでください。


Categorised in: 社会・経済