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2017年5月4日

8818:「やったもん勝ち」ネット業界のイノベーションが世間を犯罪まみれにするまで:記事紹介です

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「やったもん勝ち」ネット業界のイノベーションが世間を犯罪まみれにするまで:記事紹介です(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/13019210/)

2017年5月4日 7時0分 文春オンラインに「やったもん勝ち」ネット業界のイノベーションが世間を犯罪まみれにするまでという記事が出ていました。その記事の概要を再録してみます。
  --概要---
◎なぜネット界隈の不祥事は一般的な話題になりにくいのか

 業者寄りの目線で言うならばクックパッドもある種のもらい事故であって、以前にネットの健康情報で問題のある記事を量産していたDeNA社のキュレーションサイト問題でみんな神経質になっている部分はある。問題はICT(情報通信技術)系サービス企業に不祥事が続出しているという点。

ネット界隈は経営者も利用者もネット専門媒体も距離が近いために、一般的話題として騒がれる事件にまで成長しなかった。

◎「一万円札5枚が、5万9500円で出品される」問題を再考する

 利用者同士の売買を仲介するネットサービスで起きていた「現金出品」。これはもう90年代からあるクレジットカードの現金化商売がネットに乗り出してきたというネタ。多重債務者がカード決済で現金を得る手段として、ネットオークションを利用している。次には、一万円札を折り曲げてオブジェとして出品されたり、パチンコの特殊景品が出回る。

基本的にはキャッシングをしてきた業者は昔から中古品を扱う故買商のスキームで資金調達をしたり、資金を融通したりしていた。モノの値打ちに敏感な仕事をしてきた人たちからすれば、ネット業界など赤子の手をひねるようなもの。

◎ネットオークションの利便性と「盗品捌きの泥棒市」

 ネット業界を取り巻く法的枠組みが弛みまくっている。有望なら、銀行がバックにいる消費者金融はとっくに参入しているはず。やらないのは、ブランド的に取り返しのつかないダメージを負い、金融庁から営業を止められかねない危惧があるから。

 インターネットは匿名性が担保されるが、犯罪で収益を上げようとする側はその品物の経緯を表明せずに売買が完結するという格好の盗品捌きの泥棒市に化けてしまうことにもなる。

◎ポイント決済システムがマネーロンダリングの温床になりかねない

 支払いをカードにすることで事実上のカードローンの現金化までできる。マネーロンダリングを疑う取引も出てきかねない。

 メルカリは出品者の落札収入が口座に振り込まれることなしに、そのままメルカリ内で使うことができる。売上金を使って現金を落札すれば、盗品を売り捌いて得た売上金を現金に換えることができる。

◎「やったもん勝ち」になることもあり得る、この状況

 そのメルカリも、時価総額1000億円を超える未上場ベンチャー企業。ユーザーの預かり金の管理を行うのに必要な資金移動業者としての登録をしないなど、課題も多く抱えていた。類似ビジネスをしているところでは、早くも売り逃げの話が出てきた。ソーシャルゲーム会社や、キュレーションメディア、バズ系ニュースサイトの高値売却事案と同様に、やったもん勝ちの状況になることもあり得る。真面目に事業に取り組んでいる企業ばかりが馬鹿を見ることになりかねないのが気になる。」(山本 一郎)

清澤のコメント:売り上げを伸ばしている企業や業界にはそれと知らねば巻き込まれかねない裏の側面がいろいろとあるのですね。

Categorised in: 社会・経済