お問い合わせ

03-5677-3930WEB

ブログ

2017年4月26日

8800:「納入2年延期」国産ジェットMRJに最大の危機

important_imageMRJが世界を飛ぶ日
「納入2年延期」国産ジェットMRJに最大の危機
2017年1月26日 編集部

眼科医清澤のコメント:東芝が大いにこけて見せていますが、「三菱重工よお前もか?」と半畳を入れたい状況です。「日本人だけで成し遂げよう」というあたりに、未だ抜けきれぬ日本大企業の過剰な自信が見え隠れしています。そんなに次々と延期して海外の購入社が待って呉れる訳も無いでしょうに。そんなことも社長には見えませんか?何の足しにもならぬが、「放漫」に対して引責辞任ものでしょう。

  --記事の要点--
 三菱重工業は1月23日、開発中の国産小型ジェット機MRJ(三菱リージョナルジェット)の完成機納入時期を2018年半ばから2年延期と発表した。延期は今回で5回目。宮永俊一社長は「我々に旅客機製造に関する知見が足りなかった」と述べた。

 延期の最大の要因は、米連邦航空局(FAA)や国土交通省などから取得する型式証明への対応が遅れていること。チーフエンジニアは「最初から100%型式証明取得を念頭に置いた設計を重ねていればよかった。そうでなく走り出してしまった部分がある」と率直に認めた。大事な関門を通過するためになすべきことを三菱重工は甘く考えていたふしがある。

○電気配線を一からやり直す設計変更

 2年も遅れるのは、現在は機体前方に集中して配置している飛行制御システム機器を機体前方と後方の2カ所に分散して積むという大幅な設計変更が必要になったから。航空機製造に詳しい外国人技術者の意見を採用することにした。ーーー

○情報収集の大切さ「骨身に染みてわかった」

 もう少し早くノウハウを知る外国人技術者を投入できなかったのか。「最初のうちは、やはり日本人の手でという思いがあったのは事実」とある日本人エンジニアは話す。 ーーー

 宮永社長は「開発前の情報収集やリスク分析の重要性が骨身に染みてわかった」と述べたが、遅きに失した感がある。

○開発費3~4割増しで5000億円にも

 納入時期の20年半ばはちょうど東京オリンピックが開催される。航空会社が新しく導入した飛行機を飛ばすには、準備に最低でも1年はかかる。

 今回の延期によって、開発費はさらに膨らむ。当初は1800億円程度とされていたが現在三千数百億円まで膨らんでいる。「さらに3~4割増しになりそう」(宮永社長)。同社にとって、それほど余裕があるわけではない。
ーーーーー

Categorised in: 社会・経済