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2017年2月20日

8609:ニュートン出版元民事再生法を申請

無題
清澤のコメント:書店に行くと科学の先端知識をまとめたこの雑誌がいつも並んでいたものでしたが、その出版元が民事再生法適用を申請したのだそうです。雑誌は生き残りが難しい時代なのでしょうか?

1981年に東京大学教授を退官した竹内均を編集長に迎えて創刊された。米国の『ナショナルジオグラフィック』誌にアイデアを借りたもので、わかりやすい文章と、視覚に訴える鮮明なイラストが特徴。創刊号は1981年7月号。竹内は2004年4月に死去、翌2005年から元宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部教授の水谷仁が編集長に就任、2016年3月に退任した。
   --記事--
(株)ニュートンプレス(渋谷区代々木2-1-1、設立昭和49年10月15日、資本金4億9000万円、高森康雄社長、従業員35名)は2月20日、東京地裁に民事再生法を申請した。申請代理人は三村藤明弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所、港区元赤坂1-2-7ほか2名、監督委員には長島良成弁護士が選任された。

 負債総額は債権者約600名に対し約20億円。
 昭和49年10月の設立以来、科学雑誌「Newton」をはじめ雑誌書籍の編集出版を行いピーク時の平成12年9月期には売上高24億9408万円をあげていた。

 しかし、収益が低迷するなか、平成20年頃からデジタルコンテンツ事業に投資を行ってきたが、想定以上に収益が上がらず、同投資資金を多数の個人債権者から借り入れて凌ぐなど余裕を欠いた資金繰りが続いていた。この間、平成28年9月期の売上高も12億2867万円に低下し、赤字を計上。28年12月以降は弁護士や公認会計士からなる専門家チームで経営改善策を策定し、金融機関を対象とするバンクミーティングを開催し、並行して私的整理も進めていた。

 ところが29年2月17日、元代表らが定期購読者に対して「タブレットを使った教材の開発に出資すれば確実にもうかる」などと持ちかけて違法に金を集めたとして出資法違反容疑で逮捕された。このため再建を断念せざるを得ず、民事再生手続きを申し立てた。

 なお、会社側では出版物の発刊は継続したいとしており、事業継続の意向にある。
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東京商工リサーチ
最終更新:2/20(月) 15:30

Categorised in: 社会・経済