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2016年12月13日

8402: 「病院まるごとデジタル化」、政府が後押し:記事紹介

8402:「病院まるごとデジタル化」、政府が後押し:記事紹介

清澤のコメント: 「ビッグデータとそれに基づくAI(人工知能)を最大限活用し、医療・予防の概念を本当の意味で変革する」――。
まあ今後は、そういうことにはなるのだろうけれど。医療という物は多重構造であって、条件が一つ変わると正しい選択肢も変わるという構造である。どこまでも正解が変わらないほど単純ではないのではなかろうか?
 今の医学では、正解は一つではなく、複数の正解があると考えるように思う。前の条件とそれにくわえられる介入によって、次の状態は変幻自在に変わるものだろう。それを単純化して、入試問題のようにただ一つの正解を機械風情に決めさせることができるという考え方は、私にはあまりに人体というものを知らぬ不遜な素人のたわごとと聞こえる。

  --本文要旨---

第36回医療情報学連合大会
内閣官房 健康・医療戦略室の藤本康二氏が講演 2016/11/25 16:00

(大下 淳一=日経デジタルヘルス から)

 「ビッグデータとそれに基づくAI(人工知能)を最大限活用し、医療・予防の概念を本当の意味で変革する」――。

 内閣官房 内閣審議官 健康・医療戦略室 次長の藤本康二氏は、2016年11月10日開催の内閣府「未来投資会議」で打ち出された、医療分野でのICT活用に関する政府指針をこう説明する。「トートロジーのようでもあるが、(予防・健康管理に比重を置くことで)なるべく医療・介護の少ないサービスが望ましい」(藤本氏)との考えが根底にあるという。

◎医療データの利活用をめぐっては、デジタル化が先行して進んだ院内事務だけでなく「現場の医療行為そのものがデジタル化されていく」と指摘。データの収集・解析技術の進化により「“病院全体がロボットになる”ことが、現実味を帯び始めている」。

 レセプトなどの医療データには、医療行為の「結果に関する情報は含まれておらず、ビッグデータとしての利用はまだこれから」。今後は、問診・診断・治療といった医療行為そのものからダイレクトに得られるデータをデジタル化し、制度面などからこれを「利用しやすくする」ことを政府は支援するという。

ビッグデータからエビデンスを

◎問診時の患者の「主訴」のデジタル化。情報を「最初から構造化された形でシステムに入れていく。医師の所見も構造化された形にする。

 医療現場で想定されるICT活用の姿として、実際に開発が進んでいる2つの事例は、「内視鏡診断支援システム」と「インテリジェント手術室」。

 「医療がビッグデータによってエビデンスを持つ。こうした仕組みを、世界に先駆けて日本で作っていく」ことが政府のビジョン。 2017年に施行される改正個人情報保護法では、「要配慮個人情報」の取得・第三者提供について、本人の同意取得(オプトイン)が原則になる。
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Categorised in: 社会・経済