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2016年10月16日

8237:大相場が少ない円建て金の妙味:記事紹介

大相場が少ない円建て金の妙味 商品部 小野嘉伸
2016/9/20 5:30 日本経済新聞 電子版(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07281830V10C16A9000000/)

96958A9F889DE2E5E0EAE3EAE 国際指標となるドル建ての金価格は1トロイオンス1320ドル前後で、昨年末から25%ほど上昇した。金相場の「天敵」といわれる米国の利上げペースが鈍る中、日銀のマイナス金利政策導入、英国民投票といったイベントが相次ぎ、異例の高騰をみせた。

 一方、日本国内の金先物価格は9月中旬時点で1グラム4350円程度と、昨年末からの上げ幅が5%ほどにとどまる。3月に付けた年初来高値(4622円)を大きく下回る水準だ。金融市場の緊張で投資家のリスク回避姿勢が強まり、資金の逃避先として金と円が同時に買われたからだ。結果、円に対する金の価値がさほど上がらず。円建て金の投資妙味が高まらなかった。

 「無国籍通貨」の顔を持つ金は、その国の通貨建てでみた価格が重要な意味を持つ。EU離脱が決まり経済の不透明感が強まった英国は通貨ポンドが急落。ポンド建ての金相場が3年ぶりの高値に上昇し、ロンドンの貴金属店で金貨や延べ板が飛ぶように売れた。通貨価値の低下で、資産防衛として金の需要が膨らんだ。

 円が「安全資産」であるがゆえに、方向感をつかみにくい円建て金の投資には難しさが伴う。東京商品取引所は20日、金融派生商品(デリバティブ)の一つである金のオプション取引をリニューアルする。個人投資家が売買しやすいよう、取引単位を小さくするなど市場設計を大幅に見直した。10年以上前に上場した東商取の金オプションは近年、取引がほとんどなく開店休業状態にあった。

◎◎円安と金安、円高と金高がそれぞれリンクしているという話は8月初旬に指摘されてます。()その記事の中に「金融政策継続なら、行き着く先は円安と金価格高」とされていましたが、幸い今のところ円安はまだ始まってはいませんね。

『金はドルベースで取引が行われるので、昨今の円高傾向は向かい風。しかし、この先の円高局面は金購入のよいタイミングとなりそう。ドル円の下落(円高)とドル建て金価格の上昇。100円を割るような局面は買いのチャンス。』

さらに、日銀の異次元緩和政策への疑問が噴出。為替相場は反転し、いよいよ通貨の信認低下が懸念され、円安が到来しそう。

Categorised in: 社会・経済